やり過ごしていきましょう。

こんにちは。

今日は二十四節気で言う「大暑」。
快晴が続き、気温が上がり続けるころ」とある通り、正に暑さの絶頂期とも言えます。
北海道で史上初の40℃が観測されるかも!というくらい、日本全国が沸騰しています。

二十四節気は、いつも「実際の季節よりズレている」と感じていますが、令和の時代の「大暑」はきっと8月中まで続くのかも知れません。

おとといの記事「昔に比べて確かに暑い夏になりましたよね。」で述べましたが、所謂省エネ的な発想で、これ以上地球に負荷をかけないように、手の届く範囲で注意していくべきなんですが、
優先すべきは「人命」です。
地球環境を慮って遠慮してエアコンかけずに熱中症になってしまう、ましてや命にかかわる事態に陥ってしまっては元も子もない。

昔「人命は地球より重い」という発言をしたかたがいらっしゃいました。人命は決して軽視しませんがそれこそ驕った考え方だと思います。

とは言え、今のところ「まだ」地球か人命かの2択にはなっていません。
なので環境に負荷がかかるかもしれませんが、日中はエアコンをかけて過ごしましょう。
まぁ、夜も暑いんですけれどね。

暑さに対抗するべく、例えば冷房や飲食物の保冷、つまり「冷やす」ということはとても大切なんですけれど、環境的にも金銭的にも負荷がかかります。
関係ないけれどゲームでRPGなんかで魔法を使うキャラだと、加熱系の魔法(炎など)より、冷却系の魔法(氷など)のほうがMP(マジックポイント)を消費します(諸説あり 笑)。

このコストは全世界的に見たらとても膨大なコストとなっていることでしょう。
それが環境に負荷をかけ更なる気温上昇に繋がるのであろう。
この連鎖を何処で断ち切るべきなのか…

これまた以前の記事「暑熱順化」でも触れましたが、暑さに身体を慣らしましょう的な発想になりつつもあります。
つまり、水分補給とかエアコンを適切に使いましょう、などと言っても追いつかないから身体を慣らしましょう的な発想になりつつあるのかもしれません。

人類全体で考えたら、きっとここ数年で産まれてきた子どもたちは、我々大人より多分暑さに強いのだろうとも思います。
そう考えたら人類も世代を重ねると、環境に適応してくるのだろうけれど、その環境変化が人類の適応力を上回っているのが現状だと思います。

ではどうしていくべきなのか?
ここまで問題提議しておきながら、私も答えを持ち合わせておりません(苦笑)
言えるのは、「手の届く範囲で一生懸命最善を尽くす」ということと、
「なんとかやり過ごしていきましょう」ということぐらいです。

環境になるべく負荷をかけないことも大切ですが、適切に資源を使って命を永らえることが大切。
自分で言うのもなんですが、とっても無難な、何処かで聞いたような答えになってしまいましたが、

みなさん、お身体には十分気を付けて、暑い季節を「やり過ごして」いきましょうね。

最後までお読みいただきありがとうございます!