
こんにちは。
まだ独身一人暮らしの頃、当時は平日休みだったので遊びに行くとしたら殆どが飲み(笑)。
日中に都合つくひともあまりいなかったので、レンタルビデオ借りてきたり、漫画を大人買いしたりしていましたね。
今ならAmazonプライムとか動画配信も沢山あるから、そう退屈はしなそうですけどね。
一時期、一人暮らしのアパートに600冊を超えるコミックに囲まれて生息していたので(笑)、漫画はいまだに好きですよ。
でもコミックはあまり買わなくなって、代わりにネットで読んでいます。
・「漫画本」と「ネット漫画」と「AI漫画」
昭和産まれの私ですから商業誌からコミックになる、今までの「漫画本」が漫画だと思っていますが、
ネットに掲載されている「ネット漫画」にも面白いものもあります。
ただ製本しなくてもネット上に気軽に発表出来る「ネット漫画」は、物語のクオリティとしては一部どうなのか?と思ってしまう作品があるのも事実。
でもネットで気軽に読めるからこそ、もしかしたら「深さ」はそんなに要らないのかなとか考える。
また最近では、物語もAIに出力してもらって、絵もAIに生成してもらうような作品もあるようです。
それを「漫画」と呼んでいいのか?甚だ疑問ではありますが、「ライトに読む」ニーズがあり、それにマッチするのであれば、そこに市場が出来る。
今後もそういった流れはどんどん進んで行くことでしょう。
・AI時代に残る仕事
という記事をよく見かけるようになりました。
色んな調査や観測がありますが、AIが得意な作業は「音声や画像認識」「定められたルール判定」「データ分析・数値化」などと言われています。
対して人間が得意とされているのは「創造的思考」「問題解決力」「コミュニケーションスキル」「専門的スキルと知識」
前述AIで漫画を作るという点も、例えばストーリーや画像を生成してもらうのにAIにリクエストする内容によって出来栄えは全く違ってきます。
そこに「創造的思考」が入ってくるので、全てがAIによって作られる作品という訳では無いという理屈になります。
・AI時代の歩き方
勿論AIを上手く活用出来れば、生産性向上、AIに代行してもらうことによって時間が捻出されるなど、恩恵も沢山あります。
しかしだからと言って、「この職業は将来AIにとって代わられる」という基準で仕事をすべきでもないような気もします。
また「営業」の仕事などは、対人スキルや臨機応変さなど、AIが苦手とされる職業らしいです。
「人間関係」に於いてはAIは向いていないのです。
AI時代でも無くならないと思われる職業を強いて挙げるならば、そういったひとと関わる職業。
またひとと関われるひと、ということになるのだと思います。
AIも道具のひとつ。使い方で恩恵を受けたり損失を被ったりもするでしょう。
だけど道具である以上、ひとの役に立つ存在であるべき。
だから必要以上に恐れず、かと言って毛嫌いせず、AIと上手く付き合って良ければ良いだけの気がします。
とは言え時代はどんどん予測不能に変わってきます。その変化に、ある程度でも合わせて私たち自身も変わっていかなければならないと思います。
生物は変化することによって生き続けてこられたと言っても過言ではないでしょう。
・ちょうど一年前
「個の時代」という記事を書きました。その中で士郎正宗さんの「漫画」アップルシードに出てくるフレーズに「原理は単純を、構造は複雑を極め、人はもっとも人らしく」という言葉をご紹介しました。
ひとの幸福を求めるという単純な要求を、複雑を極めるAIによって、ひとはもっともひとらしく生きることが出来る。そう読むことも出来ます。
アップルシードは1985年から1989年にかけて発表された作品です。
改めて士郎正宗さんのAI時代すら予測してみせたご慧眼に感服するとともに、こういった作品こそAIでは生成出来ないのだろうと思います。
まだまだ人類はこれからだ!(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます!