恐竜ルネッサンス

こんにちは。

1923年(大正12年)4月17日、アメリカの探検家であり博物学者のロイ・チャップマン・アンドリュースさんが恐竜の化石を求め北京からゴビ砂漠に出発しました。
それを記念して4月17日は「恐竜の日」とされています。
およそ5年に渡る調査の結果、世界で初めて恐竜の卵、巣の化石を発見したそうです。途中野生動物に襲われたり、盗賊、中国兵の襲撃もあり危機一髪を潜り抜けてきたそうで、以降に恐竜研究が一気に発展。またその冒険譚から映画「インディジョーンズ」の主人公「インディアナ・ジョーンズ」のモデルの一人とされています。

恐竜。子どもから大人まで男子(いや女子も含めて)ならば、(多分)興味のない(なかった)ひとは居ないと思われます。
大昔に絶滅してしまった巨大生物(とは言え小型の恐竜も多数存在していてようで、単に化石として残りにくかったので恐竜=巨大という図式になった)。ロマン溢れる存在です。

さてタイトルの「恐竜ルネッサンス」。これは1960年代に当時の研究者により、以前の恐竜像は「冷血動物で鈍重」というイメージでしたが「外温性動物で暖かい時期なら素早く活動、また社会性もあった」とガラリと変わるイメージを提唱。「恐竜ルネッサンス」と名付けました。
それ以前の恐竜は

こんな感じで、2足歩行をしていたけどしっぽを地面につけてバランスを取っていたと考えられ体ました。
私が幼少期に見た図鑑では確かにこんなイメージでしたね。なのでゴジラもしっぽを地面につけたビジュアルなのでしょう。

しかし研究が進むにつれて、長いしっぽと頭部でシーソーのようにバランスをとっていた、

今ではこのようなイメージで語られていますね。

誰もが(?)大好き恐竜ですが、残念ながら今では実物を見ることは叶いません。でも実際に存在していたら…怖いですよね。
ジュラシックパークのように囲われているところで動物園のように観察するには良いかもしれませんが、野生でいたら…怖すぎる。(余談ですが物語とはいえジュラシックパークのセキュリティはザルすぎる 笑)
ましてや肉食恐竜なんぞが野生で居たら…地域の食物連鎖の頂点に立ち生態系も一変することでしょう。
暖かい地域が生息可能域と考えると赤道周辺やアフリカあたりでしょうか。環境破壊どころの騒ぎではなさそうです。
そして食べる量もハンパないと思うので…どのみち長くは生きられないのかもしれません。
巨大隕石の衝突による環境の激変が絶滅の理由とされていますが、悲しいけど必然だったのかもしれません。

人類は一日平均2000キロカロリーを消費するそうです。しかしこれは自身の生命維持に必要なカロリーで、電気や内燃機関など文明で使うエネルギーを換算すると一人当たり一日2万キロカロリーを消費しているとのこと!
因みに陸上最大の生物とされるゾウの摂取カロリーが一日2万キロカロリー…
ということは地球上に80億頭のゾウが生息していることになる…

人類も恐竜のようにおのれのデカさ(身体的ではなくエネルギー消費として)から存在出来なくなるのであろうか??

最後までお読み頂きありがとうございます!