
こんにちは。
昨日息子と話をしていてての気付きをひとつ。
我が家の息子は今年中学校を卒業するのですが、部活でソフトテニス部に在席していました。
進学先の高校でもソフトテニスを続けようで、楽しめるスポーツが見つかって何よりです。
で、試合で何が一番大切かという話になりました。
技術?日頃の練習?対戦相手のめぐり合わせ?
もちろんこれらも大切なのですが、やっぱり「メンタル」が一番大事だという話になりました。
ブログタイトルは「豆腐メンタル」「鋼メンタル」、そして「柳メンタル」ですね。
・そもそも「メンタル」って??
「mental」:精神的な 精神上 という意味。日本では「精神」と訳して使われることが多いと思います。
豆腐も鋼も「精神」という意味で使われていますね。
本来「精神」にあたる英語は「spirit(スピリット)」になるかと思います。が、ここでは一般的な日本での使われ方に準じます。
(ややこしくなるからね…)
・弱さと強さ
簡単に崩れるのが「豆腐メンタル」、鋼のように崩れないのが「鋼メンタル」と言われていて、一般的には「鋼メンタル」が好ましいとされています。
「鋼メンタルになる7つのコツ」とかいかにもありそうなタイトルですよね。
勿論、メンタル強い「メンタルお化け」のほうが何かと良いかもしれません。しかし人間の精神は鋼のように固いとは限らないのです。
そして崩れる強度はひとによりけりでしょうけれど、鋼同様、「鋼メンタル」は一旦崩れると元に戻すには「豆腐」より大変なのかもしれません。
・「豆腐」「鋼」より「柳メンタル」
柳の木は強風が吹いてもしなやかに風をいなして、折れにくい木の代名詞とされています。
何か言われても右から左へ受け流す…正にムーディ勝山さんの「右から来たものを左へ受け流すの歌」です。おお!今の時代にピッタリな歌だ!(笑)
キーワードは「しなやか」。
「鋼」のように何ものにも折れない(固い)というのは、一旦折れたら元に戻るのに大変だし、そもそも何ものにも折れない保証はない訳で。
かと言って、「豆腐」のようにあっという間に崩れてしまってもそれも元に戻るのは大変。
「柳」のように「しなやか」に受け流す。「柔よく剛を制す」といった感じでしょうか。
精神だけでなく、身体も柔らかくしておくことが怪我を減らす意味でも重要です。
そして身体も精神も動かさなければ柔らかくなっていかないのでしょう。
・それでも折れてしまったら…
心理学で使われる「アンカリング」という手法があります。
これは平静な心を、予め決めておいた言葉や動作などをすることにより、取り戻す行為です。
「アンカリング」のうち漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で言及されて有名なのが「スイッチング・ウィンバック」という方法です。
手法は殆ど同じで、言葉や動作を決めておいて、それをスイッチとして平静な自分に戻るという方法です。
ジョジョの奇妙な冒険より
このキャラクター「ワムウ」のスイッチはなんと自分の目を潰すことッ!
視覚情報を遮断して風を感じることでスイッチを切り替えるという荒療治ッ!
ジョジョの奇妙な冒険より
もう一人のキャラクター「エシディシ」のスイッチは泣きわめくことッ!あんまりだぁー(笑)
これでスッキリして元に戻るという方法。
一流のスポーツ選手ほど「ルーティーン」を大切にすると言われていますが、これもメンタル安定のためとも言えると思います。
・心が先
ニワトリたまご論争では無いけれど、心技体で言うならやっぱり「心」が先ず整っていて、その上で身体と技を磨くというのが極意なのかもしれません。
これはスポーツや武道に限らず、仕事や日常生活でも言えることだと思います。
なにかとストレスの多い現代社会。精神もくたびれますよね。
そんな時、自分で「もとに戻る」スイッチをなんでも良いと思います、作っておく、その言葉をつぶやく、動作をする。
因みに私の「スイッチ」は「深呼吸」です。これはマジおススメ!
最後までお読みいただきありがとうございます!