
こんにちは。
昨年の1月31日にも記事化しましたが、今日は「生命保険の日」です。
本当は書こうと思った内容もありましたが、生命保険の日に別の内容の記事を書くのも保険のプロとしてどうかと思ったので(笑)、保険関連の記事にします。
・「ほしょう」ってなに?
保険まわりのお話で頻繁に出てくる「ほしょう」という言葉。これには3つの種類があります。
①保証
責任を持ってくれること。証(あかし)を保つと書きます。
・間違いが無い、大丈夫であると認めて責任を持つこと。→「品質を保証する」
・債務者が債務を履行しない場合に、代わって債権者に債務を履行する義務を負うこと。→「保証責任」
保険的には、
生命保険→年金保険に使われます。年金保険とは定められた期間までお金を積立て、「保証」された期間に「保証」された金額を受け取れる商品です。
損害保険→履行保証保険(公共工事などで工事が出来なくなってしまった場合に主に金銭的に「保証」する保険)や、
取引信用保険(取引先が倒産してしまった場合に、一定額の「保証」をする保険)などがあります。
②保障
危険や脅威から守ってくれること。障り(さわり)を保つと書きます。
ある状態が損なわれることのないよう、保護して守ること。→「国家安全保障」
保険的には、生命保険が当てはまります。
私の生命保険の師匠が生命保険を定義した言葉がありますのでご紹介します。
「不測の事態が起きた際の金銭的負担を軽減する機能を強く有した金融商品」
③補償
損失を補って償うこと。文字通り償いを補うと書きますね。
自動車事故の損害を「補償」する。「労働損害補償」などといった使い方です。
上記の生命保険の定義にも通じるところがありますが、生命保険は自分(または家族)の為が主な目的ですが、損害保険は他人への賠償といった違いがあります。
「ほしょう」という言葉を返還すると、歩哨・堡礁・堡礁と出てきますが(笑)、保険的には「保証」「保障」「補償」の3つです。
お客さん的には違いを知らなくても、「ちゃんとしたひと」からちゃんと保険に加入していれば、まぁ問題はないでしょう。
しかし、保険を売っている我々にとってはこれくらいの違いは知っていて当然と思います。
自分の売っている商品ですからね。
「ちゃんとしたひと」であれば尚更。
3つの「ほしょう」というお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございます!