地震保険

こんにちは。

ここ数日千葉県は地震が多いのですが、先日ありがたいことに立て続けに2件地震保険に入りたいとお客さんから連絡を頂きました。
やっぱりこれだけ地震が多いと、そして能登半島での震災もあったばかりなのでみなさん気にされているようです。

地震保険の基本
地震保険とは1966年に施行された「地震保険に関する法律」に基づく損害保険です。当時大蔵大臣であった田中角栄さんのリーダーシップのもとに成立した法律です。
具体的には建物(ひとが住む居住用のもの)に掛ける火災保険に特約という形で建物保険金額の半分まで掛けられます。
なので火災保険に入ってないと掛けられないのです。最近では地震保険のみでも加入できる保険を売ってる会社もありますが、上記「地震保険に関する法律」に基づいていないので税控除である地震保険控除などは受けられませんし厳密には地震保険とは別物だったりします。

基本的な考え方として、地震が起きた場合の生活再建のためであり、また地震が起きたときには広範囲の被害が予想され保険では賄いきれない可能性もあることから火災保険の半額までしか掛けることが出来ないということですね。

各種共済にも「自然災害」という名前で地震罹災時に出るものもありますが、金額も少ない傾向にあるので確認が必要です。

地震保険の付保率(加入率)は火災保険に入っているかたの全国平均でおよそ69.4%とかなり高くなってきています。

 

荒井の私見
勿論地震保険には入っていたほうが良いです。災害時に建物を全額復旧するまでは出ないのですが生活再建という意味では重要な制度です。
そして加入するときには保険募集人や代理店経由で加入されることが多いと思います。地震保険は保険会社に関わらず値段は同じなのでキチンとした説明は勿論のこと、担当されるひとを選ぶということも大切だと思います。
また火災保険全般にも言えることですが、災害発生したら保険会社(または委託された専門家)が確認にくることが多いので損害査定の基準はありますが、専門家もひとなので納得がいかない場合には面倒でももう一度確認してもらうなどしても良いかもしれません(保険会社は嫌がるかもですが)

なんでもネットやフリーダイヤルでお問合せください。みたいな世の中になっていますが商品を買うという行為、ましてやかたちのない「保険」という商品です。
よくよく考えてそして選んでください。私も選ばれるよう精進していきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。