
こんにちは。
昨日の記事「人口調査記念日」では、
・1月29日は日本で初めての全国戸籍調査が行われた日
・戸籍の豆知識
・戸籍の電算化、マイナンバー導入
などを書いてみました。
戸籍の電算化とマイナンバー、及び銀行口座の紐づけなんかは税金を徴収するためのシステムだと思っています。じゃなければわざわざポイントまで付けてマイナンバーの普及・口座登録を促すことなんかしませんよね。
因みに私はマイナンバーカードも作っていますし、口座の紐づけもしてあります。ポイント欲しさもあったけど(笑)、別に困ることも無かったので。
・デジタル通貨
ビットコインやリップルなど「暗号通貨」や「仮想通過」と呼ばれるものがあります。
実際に貨幣としては存在しないけど、ネットを経由して決済に使われる通貨のことです。
これは未だに日常の商取引の決済には一部を除いて使われていません。
対して「デジタル通貨」とは、文字通り国が発行するデジタル的通貨のことです。
これが使えるようになると、ポイント払いのように例えばレジで「楽天ペイで」などと言って支払っているところを、「デジタル円で」と出来るのです。
現在の「暗号通貨」もブロックチェーンというとっても強固な暗号技術で、使用履歴を改変出来ないように管理しているので、通貨としての安全性を担保している。という理屈なんですが、
世間になかなか浸透しないのは、信頼性という点ではないでしょうか。
しかし「デジタル通貨」を国家が安全性を担保して、発行出来れば…もしかしたら現在の基軸通貨である米ドルに取って代われるかもしれません。
デジタル通貨の基軸となれれば、国際社会をリードすることとなるので、各国デジタル通貨の研究開発競争をしているところでもあります。
・量子コンピューター
世界各国で研究競争がされている「量子コンピューター」。どういうものかはここでは割愛します。
量子コンピューターが実現されると、現在の「暗号通貨」に使われているブロックチェーンという暗号技術もやすやすと突破されてしまうと言われています。
逆に量子コンピューターを使うと、量子コンピューターでも突破出来ない暗号「完全暗号」を作ることが出来るとされていて、実は既に日本でも政府が関与して研究されていて、2030年には量子コンピューターを完成させようとなっています。
「完全暗号」が実装されれば、いよいよ国家としての「デジタル通貨」発行の道が見えてくるのです!乞うご期待ですね!
・決済税
故安部元総理が研究していて、青山繁晴参議院議員のYouTubeで紹介された「決済税」。
これは決済(売り買い)の時に一律0.3%の「決済税」を徴収するというものです。
「なんだ増税の話か」と思われた方、お待ちください。全商取引に薄く課税されるこの「決済税」だけで試算では年130兆円の税収が上がるとのこと!
現在の税収が大体70兆円。国家予算が100兆円超えで足りない分は国債発行しているのですが、
「決済税」だけで現在の税収の倍近く、そして国債発行も必要なくなる。
つまり「決済税」以外の沢山の名前の付いた税金が要らなくなるということです!
決済の時に一律0.3%の税金を徴収する仕組みを構築するのはとっても大変かと思います。しかし決済に「デジタル通貨」を使うようにすれば…税金の計算も徴収も一瞬で完了するのです。
消費税より遥かに税率の低い「決済税」だけ支払えば、他の税金は支払わなくてよくなるのです!
素晴らしいと思いません?
更には、税金をコンピューターで徴収する、税金の一本化、などで国税庁の仕事も激減するでしょう。私を含めた個人事業主さんは面倒な確定申告から開放される!
そして大幅な権限削減となる財務省もスリム化出来る!
税理士さんの仕事が無くなってしまうという面もありますが、税の簡素化でのメリットのほうが圧倒的です。
・抵抗勢力
「決済税」の導入にはとんでもなく強力な「抵抗」があると思います。そりゃそうですよね。今現在でも強大な権力を持っている財務省の権限が大幅に削減されると予測されるのです。
導入にあたって課題も沢山出てくることでしょう。
もしかしたら私が生きているうちには実現不可能かもしれません。
しかし前述の通り、世界ではデジタル通貨の覇を競っているのです。日本がそれに後れを取るということは、失われた30年と言われるこのデフレ時代より長い期間、もしかしたら世紀単位で世界から遅れをとることとなるのです。
・全ては繋がっている
戸籍・マイナンバー・暗号通貨・デジタル通貨・量子コンピューター・完全暗号・決済税と、それぞれ個別に見ると、全く違う分野のお話でしたが、実は全てが「繋がっている」のです。昨日の記事とも繋がっているしね。
そしてその「繋がり」は何処かで実を結ぶ。良い繋がりでも悪い繋がりであってもです。
ひとの繋がりも同様に思います。良い人間関係は何処かで良い結果に繋がっていく。
・夢がひろがりんぐ
少し脱線しましたが、「決済税」という構想は実現にはとんでもないハードルがあると思います。しかし「夢」がありますよね。
想像してみてください。「決済税」以外の税金が必要の無い世の中を。
消費税も無くなり、ガソリン税も、自動車税も重量税も、固定資産税も、法人税も、相続税も贈与税も、住民税そして所得税も無い。支払う税金は「決済税」だけ。それも買い物をする時に自動的に徴収されるのです。
個人事業主は確定申告も無く、法人さんは税関係の事務的手続きの激減、税関連の仕事や商品は壊滅してしまうので国家によるケアは大切です。
それでも、デメリットを超えてのメリットだらけだと思いません?
そう考えると、日本も、未来も、まだまだ捨てたものではなさそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございます!