事故には気をつけましょう!

こんにちは。

昨日、用事があって近所のドン・キホーテに買い物に行った荒井です。
偶然久しぶりにお会いするかたのお顔を拝見出来たりもしましたが、駐車場に入るときに前方の道がめちゃくちゃ混んでいたのです。
どうやら上下車線通行止めがされていたようで「何ごとか?」と思ったのですが時間もあまりなかったので特に確認せずそのまま次の予定に向かう。
後になって知ったのですが、横断歩道を横断中の保育園児と保育士さんの列に右折する軽自動車が突っ込んで重傷者が出る事故があったようです。(ニュースソースはこちらから)

大変痛ましい事故でお怪我をされたかたがたの回復を祈るばかりです。
加害者となった70歳代の女性曰く「右折中に歩行者に気づいてブレーキを踏んだが、間に合わなかった」とのことです。
気が付くのが遅かった=注意不足ということです。言い訳にはなりませんね。
しかし歩行者はいくら気を付けていても運転者がもっと気を付けなければ事故は減らないですね…

交通事故を起こしてしまったら…私は保険屋という仕事柄ある程度慣れてはいますがやっぱり慌てたり動揺してしまいますよね?
事故時にやるべきことは結構ありますが、先ずはけが人が居たら救護する。そして警察に連絡することが最優先です!

謝ってはいけない?
よく「事故の時に謝ったら自分の非を認めることになるから謝ってはいけない」といった話を聞きます。これはどうなんでしょう??

結論から言いますと「謝っても問題無い。寧ろ加害事故の場合はキチンと謝るべき」だと思います。
謝ったからといって事故の過失割合(どちらがどの割合で過失があったか)が決まる訳ではありません。
また日本人は「すみません」という言葉を謝罪だけではなく例えば事故の時に相手に話しかける時に「すみません」と言ったりします。「すみません」と言ったから責任を認めたという話にはなりません。
具体的な示談交渉は保険会社同士で行います。

しかし気を付けなければならない点として、その場で示談交渉をするとか、弁償しますとか具体的な話はしないようにしましょう。
これは言質を取られる可能性があります。
「事故でご迷惑をお掛けして申し訳ございません。今後の対応は保険会社にお任せします」と言った返答が無難だと思います。

被害者側だったとして、相手(加害者)が謝らないこともままあります。きっと「謝ったら非を認める」という考えなのでしょう。
そんな時はその場で深呼吸して怒らずに対応して、後日相手の保険会社に怒りをぶちまけましょう(笑)

過失が微妙な時やそもそもどちらが過失割合が高いのかわからない場合のほうが多いかと思います。
そんな時でも「すみません」と言っても問題無いです。後日相手が「すみませんと言った」と言ってきてもどうとでも返せますので。

「すみません」と言うのは良くも悪くも日本人ならではだとは思います。しかしいつから「すみませんと言ったら負け」的な世知辛い世の中になったのでしょう。
悪いことをしたら謝る。当たり前のことです。そしてどっちが悪いとかではなく先ずは「すみません」から始めるやり取りのほうがスムーズにいくような気がしますがね。


事故の8割はヒューマンエラーと言われます。完全自動運転が実現すればおそらく事故は劇的に減ると思います。
しかしそれにはもう少し時間が必要ですね。
なのでそれまでは兎に角気を付ける。クルマは凶器であることをしっかり自覚してハンドルを握りましょう。

今日もご安全に!
最後までお読み頂きありがとうございます!