こころの健康

こんにちは。

おとといの記事「先ずは健康第一」で、健全な精神と健全な身体で先ずは健康第一というお話をしました。
今回は「健全な精神」というお話です。

先に言っておきますが、世の中には精神や自分の内面に係わることでの「よいこと」とされる記事や方法論的なことが沢山あります。それをひとつひとつ検証する訳でも、否定する訳でもありません。みながそれぞれ信じればいいと思っています。
なのでこの記事の内容もひとそれぞれとご参考下さい。

「健全な精神」とは?
厚生労働省のホームページに「こころの健康」とあります。
・自分の感情に気づいて表現できること(情緒的健康)
・状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること(知的健康)
・他人や社会と建設的でよい関係を築けること(社会的健康)
・人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択すること(人間的健康)
なんだか難しく書いていますが、「自分と他者」という視点だと思います。

当たり前なんですが、「他者」に関しては変えることが出来ません。より良く変えることが出来るのはいつも「自分」なのです。
なので「健全な精神」にしていくのは、健全な自分になっていくことだと思います。

孫子の兵法に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」とあります。
こころの健康は戦ではありませんが、「己を知る」ということはとても大切なんだと思います。

・内観
やり方は色々あるようですが、ここは「自分自身を見つめる=内観」と定義して私の考える方法を書いてみます。
やり方と言っても簡単で、「自分に問う」ことだけです。
「何故、私は思い煩っているのか?」
「何故、私は悩んでいるのか?」

目を閉じて自分自身に問うと、あれこれ沢山浮かんでくると思います。
その浮かんできたことに更に「何故、そう考えるのか?」と問うてみてください。より深く自分自身を知ることに繋がると思います。
ノートに書き留めてもいいと思います。
自分自身をより深く見つめる時間ってなかなか無いんですよね。瞬間で「俺ってこんなやつだった」なんて気が付いたりしても、「何故、その感情が沸き起こったのか?」なんて深堀りすることはあまりないと思います。

一度、時間を作ってひとり目を閉じ、自分自身に「何故」を問いかけてみることをお勧めします。
小さな悩みなんて無くなりますよ。

・良い言葉
身体と精神は密接な関係であり、健康であれば健康なこころになっていくと思います。そしてこころは発する「言葉」になっていきます。
思考が言葉になる。これは「良い言葉を発していけば、良い思考になる」という面もあります。
なので自分が使う「言葉」を意識してみてください。

例えば「忙しい」ってよく口にしません?これって「心を亡くす」という文字なんですよね。
自分の周りで「忙しい」って言葉をよく使うひとっていません?そういうひとは流石に心まで亡くしては居ないと思いますが、あまり良い印象ではありませんよね?
それに「今忙しいから」って言われると言われた側の心が亡くなりそうになりません?
「忙しい」と言わずに「激アツ」と言い換えると教わったので私は「激アツ!」と使っています(笑)
発する言葉が自分を創っていくので、言葉には気をつけたいものです。

そして日本語最強の言葉「ありがとう」
ひとはひとりでは生きていけません。自分だけで生きていると感じているひとでも、その着ている服を作ってくれたひとがいるのです。その食べているものを作ってくれたひとがいるのです。
実はめちゃくちゃ沢山の他者と関わっているのです。
家族に、友人に、同僚に、上司に、関わる全てのひとに「ありがとう」。

試しに今日最初に会ったひとに「ありがとう」と言ってみてください。「なにが?」って返ってくるかもしれませんが、理由なんて沢山あるしそもそも「関わってくれてありがとう」だけで良いのです。そう思えることが「健全」な事なのだと思います。

自分自身、自分の身体にも「ありがとう」
健全な精神と健全な身体ってそういった習慣の積み重ねで出来てくるのだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます!