こんにちは。
危うく更新忘れるところだった…危ない。構想練っていたら更新した気でいたよ…なので今日は短めです。
1902年(明治35年)の今日1月30日、日本とイギリスの間に軍事同盟である「日英同盟」が結ばれました。
1923年(大正12年)8月17日まで第三次まで結ばれおよそ20年続いた同盟であり、当時極東に進出政策をとっていたロシア帝国に対抗する目的で結ばれました。
因みにアイキャッチ画像は第二次同盟締結を記念して作られた絵葉書です。
詳細はWikipediaに譲るとして(笑)ひとつだけ。
日英同盟中に第一次世界大戦が勃発して、中立の立場を取っていた日本も色んな国の思惑から参戦せざるを得ないこととなり、連合軍の一員として参戦しました。
結果連合軍が勝利し、第一次世界大戦後に日本は「五大国」の一国に数えられるまでとなりました。
沢山思うことはありますのでまた別の記事にしようと思いますが、日本はオーストラリア警護や南洋進出、アメリカ西海岸にも艦隊を派遣するなど連合国の一員として多大な貢献をしました。
出兵するということは犠牲も出しています。また商船も33隻沈められたりと少なくない犠牲を払っています。
明治維新から太平洋戦争終結までの期間の歴史ってそんなに詳しく学んでいない気がします。
所謂「大日本帝国」の時代ですが、短時間に躍進した日本の姿がそこにはあります。
明治維新からおよそ50年、黒船に驚いていた国がそれだけの期間で列強と呼ばれる国になったのです。
勿論先人たちの多大なる知恵と勇気と犠牲があったと思います。でも太平洋戦争に負けたことで、戦前の日本は帝国主義と単純に片づけられてしまった感があります。
確かにその時代に問題は無かった訳ではありませんが、それを言ったらいつの時代も問題はありますし、戦争とは外交の最終手段でそれに至る各国の思惑や国内事情など複雑な要因があったことと思います。
戦前の日本についてこれからいくつかの記事にしようと思いますが、初めに言いたいのは「その時代があったから今がある」ということです。
「もしあの時に」なんて今だから言えます。その時はその時で叡智を集めての判断が沢山あり、そして結果犠牲者も沢山出てしまった上に今があるのです。
歴史に名前は残らなくてもそういった人たちの歩いたあとに我々はいます。そこに想いを馳せることは大切だと思います。
多分「感謝」とはそういうことなのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。