きのこたけのこすぎのこおふね

こんにちは。

今日は「一粒万倍日」。そして「きのこの山の日」です。なんの脈絡もありませんが(笑)
「きのこの山」と言えば何かと話題になるのが「たけのこの里」とどちら派?といういわゆる「きのこたけのこ戦争」。
1980年代からネットミームとなっていますが、メーカーの明治製菓が2001年に「きのこ・たけのこ総選挙」を公式として開催しました。

「きのこの山」は1975年に発売。「たけのこの里」は1979年に発売しました。発売当時には爆発的に売れて生産が追い付かないほどだったようです。
しかしお菓子の商品寿命というのがあるようで(私も初めて知りました)、食べ始めた子どもが成人するまでつまり20年くらいが商品寿命と言われています。
「きのこの山」「たけのこの里」も実は1990年代には売上がかなり減ってきていたようです。そこで明治製菓はネットミームとなっている「きのこたけのこ戦争」に乗じた形で総選挙を行って見事売上を回復させたそうです。
まぁ既に定番となっていた商品だからこそ出来るマーケティングなのですがね(赤いきつねと緑のたぬきも同じ感じですね)

・第三の勢力
実は1987年に「きのこの山」「たけのこの里」に続く第三の商品が発売されました。それが


こちらの「すぎのこ村」です。
1987年あたりには既に「きのこたけのこ戦争」が始まっていて明治製菓も三匹目のどじょうを狙ったのでしょう。
一時は売れたようですが、5年ほどで発売終了となってしまいました(一時復活したときもあったようです。
「すぎのこ村」という商品は私も知りませんでした。しかしきのこたけのこに割って入ることは出来なかったようです。

しかしここに来てきのこにとってもたけのこにとっても、強力な第三の勢力が台頭してきています。
それが


ブルボンの「アルフォート」です。
1994年に発売されたこちらの商品。私も大好きです(笑)
チョコレートを組み合わせたジャンルとしてはきのことたけのこと同じ土俵といっても良いと思います。
発売された時期がきのこの山の19年後、先述のきのこの山のライフサイクルを狙ってきての販売なのでしょう。
これは侮れません。

しかし消費者としては、おいしいお菓子を気軽に食べられる。その上で「〇〇党」なんてお遊びが出来るのは面白いですよね。
マーケティングの勉強にもなりますね。

あなたは「きのこ」「たけのこ」「それとも「おふね」?どれ派ですか?

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