こんにちは。
1986年の今日、1月28日はスペースシャトルチャレンジャー号爆発事故が起きてしまった日です。
もう38年前なのですね。私は当時高校一年生でしたが鮮明に覚えています。
何故かというと、前日の夜に当時通っていた高校の担任の先生と友人3名で学校が終わってから銚子まで行って「ウニ」を捕りに行きました。
勿論親には事前に承諾を貰いましたが、寒い時期で岸辺とはいえ今考えるとよく夜の海に入ってウニ捕ったものだと思います。
結構捕れたので先生に見せると「おまえらが捕ったのはムラサキウニ。食べるところが少ないんだよ。捕るのはバフンウニ」と言われ捕りなおした記憶があります。
ウニ捕った後は先生の自宅の離れで宿泊。鍋が用意されていて(勿論アルコールは無し 笑)とっても寛がせて貰いましたが、先生が離れに来て「タバコは吸うなよ」と言われたことはよく覚えています。(隠れて吸っていましたが先生も判ってはいたのでしょうね 笑)
しかしこうして記事にすると、生物の先生だったけど勝手に捕ったら密猟だよね?(時効ですよね?)そもそも学校がある平日に先生同行とは言え夜の海に生徒連れて行くか?いやいや捕ったウニは結局俺らは持って帰らなかったよな?あれはどうしたんだろう?なんだか授業で使うとか聞いた記憶があるけどそれから見てないよね?などツッコミどころ満載ですが(笑)ゆるい昭和のいい思い出です。
このエピソードだけでもひと記事になるのですが、続きます。
翌日も学校があったので先生にクルマで送ってもらい登校。先生時間の登校でかなり早く学校に着いたので職員室で待機。その職員室でテレビを見ていたのですがそのニュースでチャレンジャー号爆発事故を知りました。衝撃的でした。
当時は連日ニュースで取り上げられていて、詳しい事故の原因など判明するまで相当な時間が掛かった記憶があります。
スペースシャトルはその後もコロンビア号の空中分解事故もあり今では全機退役していますが、当時は人類初の宇宙往還機で未来の象徴みたいなところがありましたのでショックもひとしおでしたね。
卒業アルバム巻末の「当時の出来事」にもしっかり載りました。
今日1月28日は「宇宙からの警告の日」となっています。これは事故後にノーベル賞受賞作家である小説家・故大江健三郎さんが著書「治療塔」の中でこの事件を「宇宙意思からの警告」と表現したことからこの日が生まれたそうです。
私は「治療塔」未読なのでどういった文脈でそう言ったか判りませんので発言は控えますが、文字通りの意味であればちょっと残念だと感じました。こちらは近日本を読んでみてから改めて記事にしようかと思います。
実際宇宙開発は犠牲が多いと言われますが、人類の発展のために宇宙というフロンティアに挑戦していった先人たち、また現在進行形で挑戦している人たちには頭が下がります。
人類は未だ既知宇宙のほんの爪先にも満たないところまでしか進出していませんが、星空を見上げながらそういったひとたちへ想いを馳せつつただただ頭を下げる日であれば良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。