1円玉を作るのに3円かかる不思議

こんにちは。

アメリカのトランプ大統領が、「ペニー」の愛称で知られるアメリカ通貨の最小単位である「1セント硬貨」の製造中止命令を出しました。
議会を通らなければ実現できないのですが、1セントを作るのに倍以上のコストが掛かっているとのことです。

我が国の「1円」も正確な製造コストは公表されていませんが、1円を作るのにおよそ3円かかっていると言われています。

日本では1989年(平成元年)に導入された消費税(当時3%)により1円玉の出番が急増。財務このころの発行枚数は過去最高の約28億枚に上ったそうです。。

ところが月日は流れ、キャッシュレス決済の登場により、現金の出番は減少。24年度の1円玉の製造枚数は約52万4000枚にまで減少しているとのこと。
これから給与のデジタル化なども進んでくることから、1円硬貨の出番は更に減ってくると思います。

以前記事にした「決済税」がもし導入されるとしたら、1円硬貨どころか全ての硬貨・紙幣が必要なくなってしまうのです。
まぁ「決済税」導入にはとんでもなく強力な抵抗が予想されるので、まだまだ先のお話なのでしょうけどね。

個人的には紙幣や硬貨が全くなくなってしまうとは思いませんし残るべきとは思います。それでも時代は変化しているのです。

当ブログではこの「変化」というキーワードをたびたび取り上げています。時代もひとも「変化」していくということなのですが、「変化」には良い悪いがあると思います。
良い変化は勿論歓迎なのですが、同時に悪い変化も起こってくる筈。変化に良いも悪いもセットだと思います。

またある側面から見ると良い変化でも、逆から見れば悪い変化だったりもするのです。
単純に良し悪しは決められないとは思いますが、どうせ変わるのなら良い変化を期待したいものです。

今年は世の中も、そして私自身も「変化」していくことでしょう。それは良いのか悪いのかは判りません。
願わくば良い変化にしていきたいと思いますし、良い変化へ自分の中で変換していければそれだけで良いのかも知れません。

それでも、一円玉は要らないのかもしれません(笑)

最後までお読みいただきありがとうございます!