
こんにちは。
1月22日は、みんな大好き「カレーの日」!
1982年(昭和57年)に学校給食35周年を記念して、全国の小中学校でカレーが供されたとのこと。
当時私も小学6年生だったので、食べている筈です。覚えてないけどね(笑)
カレーが嫌いという人は今のところ見たことが無いというくらい、国民食となっているカレー。
当然私も大好きで、自宅の夕食当番の時には結構な頻度で作っています。
カレールウから作るカレーばかりで、カレー粉から、はてはスパイスから作るというのはほとんどしませんが、異なるルウを混ぜてみたり、いろんな「隠し味」を入れてみたりと、「一期一会カレー」となるもの面白いところ。
・カレールウに追加する隠し味
その時によって色々な隠し味、場合によっては全然隠れていない味にもなりますが、みなさんは何を入れています?
我が家では、塩・コショウ・しょう油・ソース・オイスターソース・カレーの壺・出汁用昆布の粉末・洋風だし・塩こうじ、などなどその時の気分で加えています。
・金曜カレー
海上自衛隊では、帝国海軍からの伝統で金曜日にはカレーが供されるようです。
これは長い航海で曜日感覚を忘れないようにという配慮とされていて、艦船ごとに伝統のレシピと隠し味があるようです。
一度護衛艦内で食べてみたいものです!
・サバイバルとカレー
元日本人傭兵であった高部正樹さんは、戦場にひとつだけ持っていくとしたら?という問いに「カレー粉」と答えたそうです。銃でもなく何故「カレー粉」?
正規軍ではない傭兵には、補給や兵站がおざなりになりがちで、現地での食事は手持ちが無くなったらそれこそなんでも食べざるを得ないことになっていたそうです。
そんな時にカレー粉で調理すれば臭みも和らぎとりあえず食べられるようになる。つまり食事が一番大切であり、その為の「カレー粉」という訳ですね。
またカレーは、林間学校とか野外での活動で炊事をする時にメニューになることも多いです。
これは、カレーならほとんどのひとが好き嫌いなく食べられて、加熱調理前提なので食中毒の心配も少なく、いろんな具材で栄養面にも配慮出来る。
やっぱりカレーは偉大なんだなぁ。
・日本初のカレー粉
1905年、ハチ食品(当時は大和屋)というメーカーが製造販売を開始したのが始まりとされています。
1923年にエスビー食品(当時は日賀志屋)も製造販売を開始しました。
所謂スパイスミックスで、カレールウとはまた別のものです。今でもエスビーの赤い色の缶は、大抵の家庭に置いてあるくらいメジャーな存在で、エスビー食品はカレー粉のシェア80%だそうです!
ハチ食品も、ヱスビー食品もどちらも日本初のカレー粉製造販売と謳っているようですが、まぁ、エスビー食品さんはとんでもないシェア握っている訳ですから、そこはおおきな対応をしても良いのかと思いますが…
・世界カレー粉消費量
勿論1位はインドです。
そりゃそうですよね。インドに行った友人曰く「インドの食事はなんでもカレーの味しかしなかった」とは大げさかもしれませんが、本家本元が1位。
そして日本は2位!
インドとは全く違うようで、「日本人の、日本人による、日本人のためのカレー」に変貌しています。だがそいれがいい!(笑)
多分我が家では、月に2回くらい献立にのぼるカレー。いや、カレー味という意味ではもっと多く、下手をすると3日に1回は何かしらカレー味の献立になっているかもしれない。
カレーは戦地で傭兵を救うだけでなく、軍艦の兵士の英気を養い、そして家庭の献立を救う!
偉大なカレーに敬意を表し、心して食しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます!