懐かしのデザート

こんにちは。

日本で初めてのファミリーレストランである「すかいらーく」(当時はかたかな表記)が登場したのが1970年。私が産まれた年ですね。
1971年に「ロイヤルホスト」、1973年に「サイゼリア」、1974年に「デニーズ」と立て続けに出店されてファミリーレストランは広く親しまれるようになりました。
(ロイヤルホストの前身「ロイヤル」自体は1953年開業ですが高級店の位置づけでした)

子どもの頃のたまの外食は、父の知り合いが経営していた町中華だったりお寿司屋さんがメインどころだった記憶がありますが、近くに出来た「すかいらーく」に連れて行ってもらうことがとっても楽しみでした。
「すかいらーく」の店内に入りメニューを広げると「お子さまランチ!」と得意気に注文していましたね。クルマの形のプレートにハンバーグやピラフ、エビフライなどがのったお子さまランチを食べてた思い出があります。

外食をするときの楽しみに「デザート」がありました。パフェやプリンアラモードなどは自宅で作るには手間もかかるしそもそも自宅で食べた記憶がありません。

そんな「外食のデザート」の豆知識を少々。

・パフェ

※イメージ画像
フランス語の「parfait(パルフェ)」が語源とされています。
英語では「perfect」「完璧」という意味で、「完璧なデザート」という意味が込められているそうです。
一般的には背の高いパフェ用のグラスを用いています。またアメリカではコーンフレークが入ることが多いようです。

サンデー

※イメージ画像
パフェとの違いはグラスの背の高さといったところで、使っている食材には殆ど変わりがない。
背の低い「サンデーグラス」に盛り付ければ「サンデー」、背の高い「パフェグラス」に盛り付ければ「パフェ」と言っていいと思います。
1800年代末にアメリカでクリームソーダが大流行していましたが禁欲的なキリスト教指導者が日曜日と宗教的な祝日をクリームソーダ禁止にしてしまったそうです。
困ってしまったクリームソーダ販売店はアイスクリームにシロップをかけたものを日曜日に発売。 これが「サンデー」の始まりと言われています。
なので「サンデー」のつづりが「Sunday」(日曜日)から「Sundae」に変わったと言われています。

プリンアラモード

※イメージ画像
フランス語で「流行の」「現代風」などを意味する「アラモード」。中世とは違うルネッサンス式の料理を指す言葉として使われてきました。
「プリンアラモード」の発祥は実は日本で、神奈川県にあるホテルニューグランドの「ザ・カフェ」が考案したデザートといわれています。
太平洋戦争後、GHQに接収時の同ホテルにあって米軍高級将校の夫人に提供することを考え、プリンだけでなく果物やアイスクリームなどを付け合せて出したのがはじまりです。(因みに「ドリア」や「スパゲティナポリタン」もホテルニューグランドが発祥とされています!)
昭和の時代には純喫茶などでも提供されていましたが、最近では提供するお店も少なくなり、写真のようなアラモードを提供する器である「アラモードグラス」の需要も少なくなってきているようです。

なんだか書いていてプリンアラモードが食べたくなってきた(笑)

ちょっとした豆知識でした。デザート食べながらドヤ顔で説明してあげてください(笑)
最後までお読み頂きありがとうございます!