
こんにちは。
カテゴリー分けしているけど記事数の少ない「ジョナサン」のお話です。
またしても、おっさんの昔話になってしまいますが、それでもいいよってひとは、ゆっくりしていってね(笑)
私の長い自己紹介にもありますが、高校卒業から21歳の3月までジョナサンでアルバイターとして働いていました。
高校2年生からアルバイトを始め、卒業時点で2年のキャリアがあったので既にベテランと言えばベテラン。まぁ18歳の小僧でしたので生意気盛りでしたね(笑)
当時24時間営業のお店で、高校卒業してから直ぐは24時~6時という深夜シフトをしていました。
ホール・キッチン共にそれぞれ働く妙齢の女性がおり、私がホール・キッチン両方とも見る責任者的な立ち位置でお仕事させて頂きました。
・2時ラッシュ
住宅街に立地していたお店ですが、近隣にはスナックやバー、居酒屋も点在します。そのお店が終わった後にお店で働くかたがお客さんを連れてジョナサンに来店されることが多かったのです。
大体1時~2時に集中していたので「2時ラッシュ」と呼んでいました。
お昼の時間帯などに比べればお客さんの数自体は少ないのですが、ジョナサンの従業員も少ないのです。
更にお酒で気が大きくなったせいか、「好きなもの食べなよ~」と仰るお客さんが多かったので、料理の注文数がめちゃくちゃ多かった…
そして会計時に、レジ回りに置いてある商品(売店と呼んでいました)を「買ってあげるよ~」とか言って買っていく。
さんざん飲み食いで奢って、更に1万円のぬいぐるみが売れたときには「金持ってるな~」と思いましたよ(笑)
まぁ、飲み食いっても料理にはあまり手をつけないことが多かったので、片づける時には「勿体ないなぁ」とも思ったりもしました。
・深夜時間帯の店舗の出入り
2時ラッシュ以外はとっても平和な深夜時間帯。フロアーもキッチンもこの時間で大きな掃除をします。
当時の店舗は2階建てで、2階が店舗・1階が駐車場という構造。厨房から外に出るバックヤードから階段を下りて店舗の外に出る構造です。
バックヤード階段を上がって2階の裏の入り口から従業員や納品業者が出入りします。
防犯上、厨房とバックヤードを繋ぐ扉は閉めると鍵が掛かるようになっていて、外からでは開けることが出来ません。
なので外から店内に入る従業員や業者さんは「ブザー」を押して、厨房のひとに扉を開けてもらう必要があります。
ブザーが鳴ると厨房のひとが「どちらさまですか?」と聞きます。
来訪者は自分の名前や業者名を名乗ることで扉を開けてもらうのです。
深夜時間帯は、従業員が来ることはほとんどありません。業者さんも3時に来るパン屋さんくらいです。
・深夜の洗礼!?
初めて深夜時間帯を任されることとなった時に、先輩から「荒井!この店は出るよ~」なんてからかわれたこともあったりしました。
ある夜勤の日。時間は2時位だったと記憶しています。2時ラッシュも無くその日は平和そのもの。
キッチンのアルバイトさんが休憩に入ったので、私が代わりにキッチンを担当。
バックヤードから来訪者を告げるブザーが鳴りました。
パン屋さん来た~と思ってドア越しに「どちらさまですか?」と尋ねます。
しかし返答はありません。
おかしいと思って、バックヤードを開けてみても誰も居ない。誰かの悪戯かと思ってバックヤードの階段を下りて店外を見渡しても誰も居ない…
ここで「ヤバい!」と感じて速攻でキッチンに戻りました…
控室で休憩中のキッチンアルバイトさんに聞いたら「ブザー鳴りましたよね?」と、やっぱり聞こえてる…
おお、この記事書いている時点でも鳥肌立ってきた(笑)
結局原因も判らず仕舞い。
後日、当時とてもお世話になった社員さんにこの話をしたところ、
「ああ、荒井も聞いたか…」と言われました!ああ、また鳥肌が(笑)
それからその「無人ブザー」に出くわすことは何故かありませんでしたが、しばらくは深夜時間帯にバックヤードに出ることはとっても怖かったです…
もしかしたら、誰かが深夜勤務の洗礼としてブザーを押して速攻で隠れたのか?そんな暇人いるのかな(笑)
それとも、本物さんがやっぱり深夜勤務のご挨拶にいらっしゃったのか…
未だに謎だったりします…
信じるか信じないかはあなた次第(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます!