梅ジャムレシピ

こんにちは。

今シーズンの「梅」は数量も大きさも姿形もいまひとつでした。
そのせいか、痛みがとっても早くて、追熟しているそばからどんどんダメになっていく…
仕方ないので一部冷凍保管しておいたのですが、夏の暑い時期にジャム作るのはしんどいという言い訳で今頃になっての梅ジャム作りです(笑)

材料
・梅(追熟後に冷凍保管)
・グラニュー糖(甜菜糖から作ったグラニュー糖)
以上。
※分量は文中を参照下さい。

1:梅の選別
冷凍保存していた梅はこんな感じです。

冷凍してもくすみがとれる訳でもない…
冷凍前にも選別したのですが、改めて傷や痛みが酷いものを選別すると、4分の一程度が脱落…

2:水洗い&あく抜き

水洗いしたあと、鍋に入れて改めて水を張ります。

二鍋ほど出来ました。
火をつけて煮ていきます。

泡が出てきます。これが「アク」だと思っています(笑)
生の梅だとお湯をこぼして煮る。を2回か3回くらい行いますが、
冷凍梅は崩れやすいので1回で終了します。

3:ザルにあけて濾す

ザルにあけた状態。既に潰れ始めていますね。

ザルの下にステンボウルを置いて、木べらで潰しながら種と皮だけ残るように果汁を濾していきます。
種の周りの果肉が美味しいので、種からこそげるように濾していきます。
しかし状態が悪い皮はあまり入って欲しくないので、加減が大切かと…

4:ジャム化

ひとつの鍋でこれくらいの果汁が取れました。2つ合わせて果汁が1300g。
今回はその分量の60%(780g)のグラニュー糖を加えていきます。
※因みに梅自体にも糖分があるので糖度60度以上になると思います。糖度計とか持っていないのでグラニュー糖の配分は解りやすいようにグラニュー糖を重量の60%ということです。

5:瓶詰め
保存用のビンを煮沸消毒します。

ジャムは焦がさないようにかき回しながら完全に煮沸するまで煮ます。
出てきた灰汁を取り除き、漏斗を使って瓶詰めしていきます。
漏斗も、すくい入れるおたまもアルコールで消毒しておきます。
瓶詰めしたら脱気します。(脱気についてはコチラをご参照ください)

完成

味見してみたけど、いつもよりちょっとだけえぐみが強いかな?といった程度で今年も美味しく出来ました。
冷凍保存していたので季節外れの梅ジャム作りでしたが、これにて今年の梅仕事は終了しました。
来年まで持つ量は作れなかったけど、楽しめたからヨシとしましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます!