忌み数

こんにちは。

昨日は「13日の金曜日」世間では縁起の悪い日とされています。
「13」という数字が「忌み数」といわれ主に欧米では避けられています。ビルの階数表示で13階は12A階とか12b階、13を飛ばして14階と表示したり、地名も13番地を飛ばして表示したり、Microsoftのofficeではバーション13を飛ばしたりしています。

「アポロ13号」は1970年4月11日に打ち上げられたのですが、打ち上げ時刻は現地時間13:13分にしたりと、「13」の迷信を打ち破ろうとしました。
しかし往路で酸素タンクが爆発して月面着陸どころか地球帰還さえ危ぶまれました。
結果として無事帰還出来ましたが、
「70年4月11日の数字を全部足していくと13になる」とか、
「39番発射台(13の3倍数)から発射されたから」とか、
「事故発生が4月13日19時13分だったから」などなど、こじつけもあったりしますが、「13」という数字が多かったから事故に遭ったと言われたりもします。

しかし結果的に、搭乗した宇宙飛行士とヒューストンの管制官の尽力により地球に帰還できたのですから、13のジンクスは破られたというひともいるようです。

縁起の良くない数字ってあいりますよね?私は気にしないのですが、気にするひとがいるのも事実。
以前中古車屋さんで働いていた時、クルマを買って頂いたお客さんに「ナンバーの数字はどうします?」と聞いていました。
自動車のナンバープレートの4ケタの大きい数字は「希望ナンバー」と言って選べるからです。
あるお客さんは「気にしないから希望ナンバーではなく割り当てられたナンバーでいいですよ。だってよほど酷い数字にはならないでしょ?」と言われ「そうですね、今まで気にするようなナンバーの数字になったことはありませんよ」と答えました。
今思えばこの発言が「フラグ」だったのかもしれません。
名義変更が終わって、ナンバーの数字を確認したら…「4989」でした!
4989=四苦八苦…これ以上ないくらいの強力な「忌みナンバー」となってしまいました(笑)
お客さんに速攻で電話してお話すると…「その数字は流石に嫌です」…全くです。
結局追加料金を頂き、希望ナンバーにしました。

アポロ13号もクルマのナンバーも(同列かどうか迷いました 笑)、気にするからそうなった。言わば「引き寄せの法則」が働いてしまったのでしょう…
気にしないというなら、わざわざ13時13分に打ち上げなくてもいいと思いますし、クルマのナンバーも別に余計なことを言わなくて「そのままでいいですよー」「わかりました」程度の会話にすれば良かったのかもしれません。

13以外にも「忌み数」は語呂合わせで「4」=「死」とか、「9」=「苦しむ」とかありますね。
これも気にするから気になり引き寄せてしまうこともあると思います。なので「気にしないこと」が一番!
それでも気になるなら、日にちや数字にまつわることを変更してしまったほうが精神衛生上もよろしいかと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます!