こんにちは。
今日は当校PTA有志が出場するバレーボール地区大会があり応援に伺いました。
残念ながら初戦敗退となってしまいましたが、みなさんとても楽しそうに頑張りました。
PTAの話題と言えば、大きなニュースが飛び込んできました。
「千葉県PTA連絡協、全国組織を退会へ 東京都に続き2例目」
日P(日本PTA全国協議会)の説明はこちらの記事に詳しく書いてありますのでご参照下さい。
簡単に言うと、最上部組織である「日本PTA全国協議会」から千葉県PTA連絡協議会が脱退する。
理由は県PTA協議会の改革の一環として、また日Pの赤字や改革が進まないこと、分担金(上納金)の負担が大きいことを挙げています。
実は2か月前ほどに県PTAの関係者から「脱退する方向で検討している」というお話を聞いていました。
私個人としては大賛成。日Pは要らないと思います。
・なぜ日Pが要らないと思うのか?
これも上記記事に書きましたが、日本PTA全国協議会自体あまり知られていませんよね?その上、未曽有のコロナ禍でPTAも対応に苦慮していた時に特に何かしてもらった記憶もない。
だけど毎年子ども一人当たり10円の上納金を日Pに支払っている…
金額の問題ではなく、特になにもされていない、そもそも知らない(年2回程度の機関紙は送られてきますが)のであれば、無くても問題ないんじゃね?と実にシンプルな理由からです。
ただ日Pは各都道府県のPTA協議会、または政令指定都市PTA協議会が会員なのです。なので私のような一校のPTA会長が「抜けたい」というのはイコール都道府県PTA、更に下部組織である市町村PTA協議会を抜けなければならないという形になります。
この仕組み自体がどうもいやらしいのですがね。
・県Pの判断
千葉県PTA連絡協議会も慎重な判断が求められたことと思います。何故なら日Pから抜けたと同じ縮図で、県PTA協議会から市町村PTA協議会が抜けるという判断をされる可能性があるからです。
正直県PTA協議会も単位PTA(学校ごとのPTA)から見ればさほど近い組織とは言えません。とは言え冒頭のバレーボール大会も県大会まであり(つまり最終的な主催は県P)、市町村ごと持ち回りで毎年県PTA研究大会という行事があります。因みに今年度は我が市原市で開催されることとなり、私も実行委員として参加させて頂いております。
まぁ研究大会の必要性の議論は兎も角として、県Pは日Pに比べれば比較的身近な組織なのです。
しかし市町村PTA協議会が「抜ける」という判断をされかねないことを言葉通りであれば「改革」の一環として決断したということは評価すべきことだと思います。
そもそもPTAはボランティア団体です。市Pも県Pも会長をはじめとする役員さんは全てボランティアな筈です。そこには横並びはあるだろうと思うけれど、建前だとしても強制は無いのです。
であれば、その年の運営役員さんたちで判断すれば良いのだと思います。
極論「今年脱退」「来年再加入」でもその時の役員さんたちが決めたのならば全く問題無いと思います。
PTAと言うと蛇蝎の如く嫌われることも確かにあります。しかし大抵の役員さんたちは純粋に「子どもたちのため」を想って役員を引き受けて頂いています。
それを免罪符とは言わないしきれいごとと言われればそれまででしょうが、綺麗ごとだけで十分だと思います。
その上でより良い方法を模索していく。特にPTAは子どもが在学中だけ役員(会員)としての資格があります。もっと関わりたいとも思ったりしますが、それが一定の歯止めになっている面もあります。
改革を叫んで実行しても子どもが卒業したら(顧問などという立場での関わりもありますが)もう役員どころか会員でも無いのです。
時間が必要な改革も出来ないときもあります。逆に子どもが卒業するまで「我慢する」「前年踏襲」という場合もあるかもしれません。
しかしそれすら「その時のひとが判断する」ということで良いと思います。
今回の千葉県PTA連絡協議会が日本PTA全国協議会を脱退するという判断は正に今の千葉県PTA連絡協議会のかたたちがそういう判断をした訳です。
今後の千葉県PTA連絡協議会の取り組みを注視つつ、偉そうで申し訳ないのですが脱退を決めた判断を讃えたいと思います。
このニュースはこれからも追っていこうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます!