こんにちは。
ジャムおじさん兼PTAおじさんの荒井です。なんだかPTAおじさんというとほのかに昭和の香りがしますね(笑)
さてYahoo!ニュースで「千葉市協が全国組織退会へ PTA、分担金理由に」という記事が目につきましたので取り上げます。
以前の記事で日Pについて取り上げましたので簡単におさらいしますと、学校ごとのPTA(単位PTAと呼ばれます)は、大抵、市町村のPTA連絡協議会の会員となっており、私の住む千葉県市原市では「市原市PTA連絡協議会」という組織があります。
そして市町村のPTA連絡協議会は上部の都道府県PTA連絡協議会の会員となっていて、その都道府県PTA連絡協議会は最上位団体である「公益社団法人 日本PTA全国協議会」という団体の会員となっています。
また政令指定都市のPTA連絡協議会は都道府県を経由せずに直接日本PTA連絡協議会の会員となっています。
今回の記事はその政令指定都市である千葉市のPTA連絡協議会が、日本PTA全国協議会から脱退するというメールが届いたということです。
昨年3月にも東京都小学校PTA協議会が脱退、今年度末にさいたま市PTA協議会も脱退するなど、日本PTA全国協議会(略して日)離れがだんだんと進んできているようです。
これは以前「日Pの闇…」と題して書きましたが、期中での突然の会長交代や、昨年度の赤字決算(-4740万円)の理由の説明不足など、日Pへの不信が募った結果だと思います。
こうした記事が出ると「やっぱりPTAは要らない!」という極端な話になりがちですし、実際そのようなコメント(Yahoo!コメントもどうかと思いますが)が多くあります。
現役の単位PTA会長の私としては、結論から言うと「PTAはあったほうがいい」と思っています。
その上で時代に合った活動、改革をしていけばいいと思っています。
あった方が良いの理由としては、私個人としてはひとりの親として学校に関わっていきたいし時には意見もさせて頂きたい。また保護者からの学校へのチェック機能としてもPTAは有用だと思います。
まぁ単純に楽しいからというのもありますが(笑)
その上でPTA活動をしていく中で、無駄な活動は無くして負担を減らす方向で改革していけばいいのだと思います。
では日Pは時代に合っていないのか?内情は判りませんが所謂会費の上納システムや、判りづらい活動内容、実際何しているのか?単位PTAでは判らないですし、そもそも日Pという組織があることを知っている単位PTAの役員さんも決して多くはないと思います。もうその時点で存在意義が薄いですよね。
日Pから会報は送られてきます。でも年2通程度です。関わりとしては多分それだけです。確かに全会員にお話する機会も無ければ物理的にも難しいのでしょう。
だったらもっと情報を発信すれば良いと思います。折角立派なホームページもあるんだし、期中での会長交代って結構な大ごとな筈なのに会報で少し触れているだけです。もっと情報発信すべきでしょう!
と、ここまで書いていて発見したのですがホームページが2つある!こちらは上記のリンクと同じですがもうひとつのホームページは令和3年度まで更新されていたようです。ダブっても仕方ないでしょ(笑)
市原市は今年「県PTA研究大会」という催しが行われます。私も準備委員としてお手伝いさせて頂いております。委員のみなさんは単位PTAの会長さんや学校長さんで構成されており、みなさん本当に大変な中活動されております。
それと今回の記事のお話は別ですし、日Pの方に直接お話伺えればまた違った印象もあるかもですが、「日Pは何やってんだよ!」と思います。
そう考えると単位PTAも頻繁な会合はする必要もないと思いますが、やっぱり対面でのお話や活動は相互理解を深めるので大切ですね。
そうなんです、何事も丁寧に話し合うということが特にボランティア団体であるPTAや自治会もそうでしょう、必要なんだと思います。
理屈やシステムで簡便化出来るところは簡便化すべきと思います。しかしそこに血を通わせるのはやはりひとであって、ひととひとは話し合って時には議論をして理解しあうものだと思います。それこそ「和を以て貴しとなす」ということだと思います。
私も単位PTAの会長として会員さんと理解しあっているのか?問い続けながら来年度も活動していきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます!