こんにちは。
今日の夕方帰宅途中、と言っても自宅まであと50メートルといったところでパトカーの回転灯が灯っていたので何かと思ったら、自動車同士の事故でした。
軽自動車とワゴン車の交差点での出会い頭の衝突のようで軽自動車が横転。私が通りかかった時には安否は判りませんが救急搬送も済んでいた様子。ご無事をお祈りします。
保険屋さん的には交通事故って現場を見れば大体はどういう状況の事故か判り、また以前にレッカー業者でアルバイトもしていたことがあるのでそんなに驚かないのですが、やっぱり気持ちのいいものではありません。
時間が許せばお客さんの事故現場に立ち会ったりもしますが、人間とはつくづく「感情の生き物」なんだと思います。
ここからのお話は特定のひとがそうだというお話ではありません。あくまで一般論です。
事故を起こしてしまった場合、加害事故でも被害事故でも事故の軽重もありますが、平常心で居られるかたは少ない印象です。そりゃそうですよね、怪我が無かったとしてもクルマは壊れます。被害者であれば怒りも出てくるでしょう。加害者であれば慌てることでしょう。
勿論その場でなるべく冷静でいたほうが良いとは思いますが、声も荒げるときもあるでしょう。
言わば感情が判りやすく発露しやすいのが事故現場とも言えます。
そして事故後は保険会社同士での話し合いとなるのが一般的で後は事務的に対応が進んでいきます。
しかし保険会社の対応が悪かったりしてまた不必要なもめごととなったりするときも残念ながらあります。
事故時の感情的なのは仕方ないにしても、事故後時間が経ってからも感情でお話されるかたがまだ多い印象です。
またよく聞く話なんですが、「謝ったら後々不利になる」という話です。これは保険会社が間に入ってない示談ならともかく、保険会社同士のお話では基本的には不利になるとかの影響はありません。
ただ言葉尻を捉えて責任を追及してくるひとも中にはいます。なので「不用意に謝らないほうがいい」と言われているのです。
しかし明らかに加害事故(若しくは明らかに過失の割合が高い)の場合でも「あとは保険会社に…」といって謝らないひとが残念ながら多いのです。
確かに事故対応は保険会社の仕事です。その為に保険料を領収しているのです。しかしながら明らかな加害事故、または明らかに過失の高い事故の場合でも謝らないひとのほうが多い印象です。
更に日本人は「すみません」という言葉をよく使います。ひとを呼び止める時や声かける時に「すみません」などです。これも謝罪と捉えられるのか?逆にそうは捉えられないのか?ケースバイケースです。
でもね、悪いと思ったら謝りましょうよ。と思います。ひとこと相手を思いやる言葉は大切だと思います。それで交渉上不利になるとか殆ど無いのですし、謝ることによって却ってスムーズに交渉が進むこともあります。
謝られなくて印象悪くなる。謝られて印象が良くなる。のであれば後者のほうが良いですよね?
しかしながら交通事故は単なる物損であればまだいいのですが、ひとの命に関わるような事故だったりすると被害者も加害者もそれぞれの人生が狂ってしまいます。
やっぱり「安全運転第一」ですね。明日も気を付けていきましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます!