第三の選択

こんにちは。

今日の日中、千葉県の気温は23℃まで上昇。初夏を思わせる陽気となりました。そして明日は24℃の予報。またも暑い季節が来るのかと今から憂鬱です…

この陽気も気候変動の一部かと思うと、SDGsの「13:気候変動に具体的な対策を」という項目と目標は確かに優先的な課題であるとも思う。

関連する話題として、記事タイトル「第三の選択」ってご存知ですか?

1977年にイギリスで放映されたドキュメンタリー風のドラマ(つまりフィクション)で、アメリカとソ連(現ロシア)が競っていた冷戦真っ最中の時代。温暖化の影響で人類は早晩地球には住めなくなると危惧した米ソ首脳部が将来的な選択肢を検討。
第一の選択:成層圏で核爆発を起こして温室効果ガスを一掃する。(やりすぎ)
第二の選択:地下都市を建設して一部の選ばれたひとたちを移住させる(地下も安全か?)
第三の選択:火星をテラフォーミングして選ばれたひとたちを移住させる(おおぅ)

第一と第二の選択は実現不可能と判断されて、極秘裡に第三の選択が既になされている。極秘入手したVTRには米ソの宇宙飛行士がテラフォーミングされた青い空の火星を宇宙船で飛行して着陸。火星の地表を映した映像には何かの生物らしき動きが映っている…という内容のドラマです。
制作日が1977年4月1日となっていることからエイプリルフールネタというオチとなっています。

日本では1978年の深夜帯でテレビ放映され多数の問い合わせがあった様子です。そして1982年の矢追純一のUFO特番で放送されて(リアルタイムで見てましたよ)そのドキュメンタリー風の演出、また「敢えてドキュメンタリー風にしている。実は70%は真実だ」などという噂がまことしやかに流れました。

あれから40年以上過ぎて、地球はやっぱり温暖化が進んできて気候もおかしくなってきている。フィクションであっても先見の明があった作品です。

そして現在の第三の選択。これは当初2024年までに再度人類を月に送り込むとされた「アルテミス計画」となって実現しようとしています。(実現はまだまだ先でしょうけどね)
月開拓は火星友人探査の前哨と位置付けられていることから正に現代の「第三の選択」とも言えます。

1977年当時は「既に火星に人類は到達しており、ドキュメンタリー風を装ったプロパガンダだ」などという陰謀論もありました。それで言うと「アルテミス計画もプロパガンダで。既に月面に基地はある」という話になるのでしょうかね…

陰謀論って嫌いじゃないです(笑)都市伝説とかも好きですし。でも思うに陰謀論とかオカルトチックなことを言うひとって2パターンに分類されると思います。

1:陰謀論を信じ切っているひと
良いんです、信じるか信じないかはあなた次第なので。でもそれを押し付けてきたるするのは止めて欲しい…モンスター陰謀論者とでも言いましょうか(笑)

2:陰謀論を信じているけどドライなひと
「そういうこともあるよね」って体で陰謀論を信じているひと。1のひとに比べれば比較的常識的(笑)ライト陰謀論者としておきましょう。

人智の及ばないことを理解・解明しようとするのはひとの性なのでしょう。それは素晴らしいことなのだと思います。
でもなんでも知っていなければ気が済まないという感情も1のひとにはあると思います。それこそ「饕餮」というひとのダークサイドなのかもしれません。
あ、因みに私は2のドライに信じている陰謀論者です(笑)

しかしひとは想像したものを創造してきたのです。近い将来に人類は火星に到達するでしょう。そして先々、太陽系を探査して銀河へ飛び出していくことでしょう。
それをこの目で見られないのは残念ですが、月面に再度人類が到達することは見られそうな気がします。
それまで世界が今以上悪くならないことを願います。

最後までお読み頂きありがとうございます!