こんにちは。
今日3月20日は「春分」春の彼岸の中日です。
春のお彼岸の供物と言えば「ぼた餅(牡丹餅)」。でも似たような名前で「おはぎ(御萩)」「あんころ餅」がありますね。違いはなんなんでしょうか?
もち米とうるち米を混ぜて(またはもち米だけ)炊くか蒸して軽く潰し丸めたものを、小豆餡で包んだ食べ物。ここまでは「ぼた餅(牡丹餅)」も「おはぎ(御萩)」も同じです。
一般的に、小豆餡が「こし餡」が「ぼた餅」、つぶ餡が「おはぎ」と言われているようです。
これは小豆の収穫時期は秋で、まだ皮が柔らかく皮が残ったつぶ餡でも美味しく食べられるので秋の「おはぎ」はつぶ餡、春先は小豆の旬が過ぎて皮が固くなってしまい舌ざわりが悪くなるのでこし餡にする「ぼた餅」ということのようです。
小豆の赤は古来より邪気を払うとされていて、縁起のいい食べものという意味もあるそうです。
地域によっては小豆餡ではなくきな粉をまぶしたり、ゴマだったり、ずんだだったりするようです。
また困ったことに上記とは逆につぶ餡が「おはぎ」でこし餡が「ぼた餅」だったるする地域や、小さいと「おはぎ」大きいと「ぼた餅」とする地域もあるようです…
しかし「ぼた餅(牡丹餅)」は名前の通り花の「牡丹」に形を寄せて作るようで、「おはぎ(御萩)」も「萩の花」に形を寄せているようなので、また小豆の旬から考えても、
・春→「ぼた餅(牡丹餅)」
・秋→「おはぎ(御萩)」
説を荒井は採用します(えらそー 笑)
最後に残った「あんころ餅」とは?これは中の餅が米を軽く潰したものではなく、ちゃんと搗いた所謂普通の「お餅」を餡で包んだものが「餡衣餅」で「あんころ餅」と呼ばれるそうです。
なんだか細かすぎてどうでも良いような気もしてきましたが(笑)「春は牡丹餅」「秋は御萩」「餅はあんころ餅」と覚えましょう。まぁ美味しければいいのですがね(てきとー 笑)
今日のおやつに如何でしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございます!