こんにちは。
2024年1月1日に発生した令和六年能登半島地震の被害に見舞われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
私は妻の実家である伊豆に帰省中でありクルマで移動中に知りました。
車載テレビでNHKで状況を確認していたのですが、状況が明らかになるにつれ被害の大きさに驚愕しました。
そしてNHKの女性アナウンサーの絶叫に近い「テレビを見ないで逃げてください!」という言葉がことの重大さをよく伝えていたと思います。
「1月1日は運気最強の日」とお伝えしていましたがよもやこのような大地震が発生するとは思いもしませんでした。
これから詳しい被害状況や地震のメカニズムなど解明されていくと思いますので軽々な事は言えませんが、やはり日本は何処に居ても地震への備えは大切ですね。
我が家では「非常持ち出しリュック」に3~4人分の水と食料を用意して玄関に置いてあります。ただ2、3日分しか用意していないのでもっと量を増やしても良いと思いました。
詳しくはこちらのサイトが判りやすくまとめてありますのでご参照下さい。
私の本業である「保険屋」としてお話すると、地震災害での物的被害に対応する保険で先ず思い浮かぶのが火災保険に付加出来る家屋の「地震保険」。
2021年のデータで地震保険の加入率は全国平均で34.6%です。今回の震源地近くの都道府県地震保険加入率は
・石川県 29.4%
・富山県 26.3%
・新潟県 26.9%
・福井県 33.8%
誤解の無いようにお話しますが加入率が低いと意識が低いとか言っている訳ではありません。地震少ない地域では加入率も少ない傾向があるのです。
また地震保険の掛け金は高額です。加入時に躊躇するのは仕方ないと思います。
地震災害で家屋に被害が及ぶことで思い浮かぶのは
・津波
・地割れ
・火災
などが挙げられると思います。
気を付けるべき点としては「火災」です。地震発生から72時間までに発生した火災は地震が元での火災とみられる可能性があります。
つまり火災保険には加入しているけど地震保険に加入していない場合、地震発生時の火災では保険対象にならない可能性があるという訳です。
また通電火災という現象があります。地震発生時に停電したとしても比較的に早く復旧するのが電気です。地震によって散乱した家財に電気が復旧したことにより暖房器具や照明器具の近くにある可燃物に火がついて火災となる現象です。
避難している場合には誰もいないので被害が拡大してしまいます。なので避難時には電気のブレーカーは落として避難しましょうと言われています。(揺れでブレーカーが落ちる器具もあります)
私もお客さんに地震保険のお話をするときには必ず伝えています。掛け金が高いとはいえ出る保険金に比べれば安いと思います。
更に地震保険は地震が発生した場合、震源に近い地域では加入することに条件が付いたり加入自体が出来ないこともあります。
言い古された言葉かもしれませんですが「備えあれば憂いなし」平時から防災について備えることが結局は一番だと思います。
ちょっと長くなりますので、今日は先ずは「地震保険」についてお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。