こんにちは。
3月に入りみなさま激アツな日々をお過ごしかと思われますがご機嫌如何でしょうか?
さてここのところPTAの記事が少ないとお嘆きの貴兄に久々の朗報です。とは言えいつも通りの徒然な内容です(笑)
それは「PTAとは特権なのか?」ということです。
結論から言いますと「明確な」特権はありません。会長をはじめとする役員さんはみなさんが会を代表する立場と規約で決まっているだけで(各PTAで違いもあるかと思いますが)、学校も特別扱いする訳ではありません。
もしかしたら規約などで「明確」に役員を優しているPTAもあるかもしれませんが、一般的には会員さんは平等です。
しかしながら役員さんも会員さんも、教職員さんも「人間」です。人間なので「感情」や「忖度」が全くないとは言い切れません。そしてそれ自体を否定する気も私にはありません。
ネット界隈では「PTAは必要ない」という意見もあると思いますし、それ自体に私は全く反対しません。色んな意見があってしかるべきだと思うからです。
そんな中で「明確」に特権を認めるとはけしからん!というご意見もあろうかと思いますし、理解出来ます。
私自身もPTA会長ということで少なからず恩恵を受けているところはあります。例えば他の保護者に比べて学校に行く回数が多いので必然的に教職員さんとコミュニケーションが取れてきます。
またコロナ禍の時は保護者は学校に来てはならないというお達しがありましたが、学校行事のお手伝いが必要な時はPTA役員さん「のみ」対象とさせてもらい学校に行くことが出来たりしました。
コロナ前でも小学校の運動会では、PTA役員がお手伝いする代わりに役員さん専用の観戦エリアを作ってみたりもしました。
これが特権というならば特権なのでしょう。
正直、曖昧なままにしているところもあります。かといって全て「特権」として規約に記載するのもどうかとも思います。
そうなんです、PTAは「規約」が基本的な決まり事なのです。そして「規約」は曖昧に作られてることが多いのです。
あくまでひととしての付き合いの中で多少なりとも良かれと思って配慮頂いていたりする部分は明確にする必要もない気がします。
「そんなんだからPTAって悪いイメージ」になる。というご指摘もあろうかと思いますしそれも理解出来ます。
しかしながらPTA役員さんもひとなのです。教職員さんもひと。会員さんもひと。そう「ひと」なのです。
「ひと」が「ひと」を想いやってくれることに縛りをつけて規約に記載するというのは多分違うのだろうと思います。その「ひと」だからこそ理解されることもあるでしょう。また逆にその「ひと」だからこそご理解頂けないこともあると思います。
なんでもかんでもキチンと規約などで決めてそれに沿って運営するのもひとつの方法なので否定はしません。その「ひと」だからこそやってくれる部分があることも否定はしません。
そう考えると若干特殊な環境ながらPTAも他の組織と同じ「ひと」で変わる組織なのだと思います。
あれもこれも「否定はしません」って言ってるので「荒井の意見は?」となるかもしれません(笑)でもPTAの本質って「ボランティア」であり、決まり事はみんなで決める「任意団体」なのです。だから「会員さんで決めたらそれで良い」と思っています。
その上で規約読んで「これはどうなのか?」と思うところがあれば質問してみるといいと思ってます。それすら敷居が高いかもしれませんが。
きっと誰もが良かれと思って取り組んでいるPTAです。願わくばより子どもたちの為になるような組織であり続けること。そういった観点での話し合いが出来るPTAでありますように。
最後までお読み頂きありがとうございます!