こんにちは。いつも当ブログを閲覧頂きありがとうございます!
ブログ開設は2021年6月22日なのですがそれからほったらかしでした。
2023年10月30日に「毎日ブログを更新しよう!」と思い立って今日で100日目です。
私の主業は「保険屋」さんなのですが1月31日の記事を除いて保険のお話は全くしませんでした。
特別な意味も無いのですが100記事更新したら仕事の話と決めていました。なのでこれからは「保険」のお話もしていこうと思います。
記念すべき第一回目(1月31日の記事を第0回目と勝手に定義 笑)は「保険」って?です。
・保険ってなに?
「偶然に発生する事故(保険事故)によって生じる財産上の損失に備えて、多数の者が金銭(保険料)を出し合い、その資金によって事故が発生した者に金銭(保険金)を給付するための制度」wikipediaから引用
簡単に言うと「みんなでお金を出しあい、もしものときに備える」仕組みです。以上。
で終わってはいけませんね(笑)
保険ってなに?って聞かれたら返答に困るかたも多いかもしれませんが、実はとっても単純な仕組みなんですね。
ではその保険、大きく分けると2種類あります。それは国や自治体が運営する「公的保険」と民間企業などが運営する「民営保険」です。
・公的保険(2024年現在)
社会保険と呼ばれるものです。
1:公的医療保険 健康保険や国民健康保険、共済組合など
2:公的年金 国民年金や厚生年金、共済年金など
3:介護保険
4:労働者災害補償保険 いわゆる労災保険です。
5:雇用保険 失業保険ともいわれたりします。
6:自動車賠償責任保険(自賠責保険)
・民営保険
保険会社が販売している「保険商品」です。
第一分野:生命保険会社が販売している商品です。死亡保険、個人年金、学資保険など。
第二分野:損害保険会社が販売している商品です。自動車保険、火災保険、など。
第三分野:第一第二両方に属しているあるいはどちらにも属さない保険 医療保険、傷害保険、がん保険など
第三分野が判りにくいですよね。なので当ブログでは「生命保険」と「損害保険」に分けてお話します。
日本に住んでいるかたは上記公的保険に何かしら(または全部)加入されています。
お勤めのかたは給与明細の控除欄に書いてあります。つまり既に何かしらの保険に加入しているということなのです。
・民営保険の意義
って書くと大げさですが、自動車保険を例にすると判りやすいです。
自動車を購入するときや車検を通す時に必ず加入するのが「自動車賠償責任保険」所謂自賠責保険です。必ず入らないと自動車を走らせることが出来ないので強制保険とも言われています。
これは自動車事故被害者救済を目的としひとへの補償に限られます。事故で後遺障害を負わせてしまった場合に最大4000万円、死亡させてしまった場合最大3000万円、怪我をさせてしまった場合に最大120万円と決まっています。
しかしそれ以上の賠償を求められることも珍しくありません。また自分の自動車に乗っているひとや自分の自動車には一切補償はありません。
なのでそれを補うのが民営の「自動車保険」です。加入は強制ではないので「任意保険」とも呼ばれます。
基本補償は「公的保険」、不足分は「民営保険」ということでこれは上記「公的保険」全てに当てはまります。
更に民営保険は公的には保険のないことにも対応する商品もあります。(ペット保険など)
・民営保険は「金融商品」
保険は「お守り」とか言われます。生命保険は「家族への愛」とかいう表現で語られたりします。
気分を悪くされたらすみませんが、冒頭の保険って?で語ったように「みんなでお金を出しあい、もしものときに備える」つまりもしものときにお金が出るということです。
なので「公的保険」は「制度」。そして「民営保険」は「金融商品」なのです。
つまり公的保険は「制度に加入」、民営保険は「金融商品を買う」ということです。
今回は先ずこれを認識頂ければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。