Tyrrell P34

こんにちは。
今日から師走。師も走り出すくらい激アツな月と言われていますが、「師って誰?」と思った荒井です。
調べてみたら年末の法事などで激アツになると言われている「お坊さん」らしいです(諸説あり)
いやー、google先生はなんでも教えてくれますね。
あ、因みに「激アツ」とは所謂「忙しい」ということです。でもこの「忙しい」って使いたくないんですよね。だって字が「心を亡くす」って造りですよね?心は亡くしたくないから「忙しい」は禁句です!

さて全く違う話題ですが、タイトルの「TyrrellP34」ってご存知ですか?
かつて自動車レースのF1に参戦していたチームで、ホンダやヤマハもエンジンを供給していたり
日本人初のF1フル参戦ドライバーである中嶋悟さんや片山右京さんも在籍していたりと日本では馴染みの深いチームでした。

因みに「Tyrrell」を「タイレル」と読むか「ティレル」と読むかで年代が判ります(笑)私は「タイレル」でした(笑)
これは1976年と1977年の2年間だけ参戦していたタイトルの「Tyrrell P34」というマシンが注目を集め実際レースにも強く日本ではその特徴的なスタイルで大人気となった時代、「タイレルP34」と呼ばれていたからです。
「タイレル」とはアメリカ英語読みらしく、実際の発音は「ティレル」らしいので今では「ティレル」と呼ばれています。なので年代が判ります(笑)
その特徴的なスタイルは説明するより写真を見れば一目瞭然です。

こんなんです。カッコいいですね!カッコいいですよね?

いや設計間違ってしまったとかやけくそになったとかではありません。ちゃんと理由があるのです。
当時もF1カーの走行において空気抵抗はとても重要でした。中でも大きくむき出しのフロントタイヤの空気抵抗は無視できませんでした。
じゃあフロントタイヤを小さくして空気抵抗を減らす。小さいとタイヤ設置面積が少ないからフロントタイヤを増やしちゃえ。ということで
フロントタイヤ4つ、リアタイや2つの6輪(シックスホイラー)という後にも先にもないデザインのマシンとなりました。
フロントの剛性に問題があったりと色々問題もあったようですが、コントロールしやすく実際結果も残した名車となりました。
残念ながらレギュレーション(規則)で「タイヤは4つ」と決まったせいもありたった2年の参戦に終わりましたが、その特異なスタイルから未だにファンが多いという稀有なマシンとなりました。
好みは分かれますが、当時のプラモデルやラジコンカーなどでも人気がありましたね。

さてここまでが実は前置きだったりします。そして本題は「つまんねー」で終わってしまうかもしれません。
googleストリートビューを見ていたら「おお!変なクルマ!あ、googleストリートビューあるあるだな(笑)でも以外と悪くないかも!」ってクルマを見つけました。
こちらです。

ジムニーシエラだと思うのですが、6輪(シックスホイラー)です(笑)
カメラ撮影のタイミングと合成でこういった画像になってしまうのはgoogleストリートビューあるあるなんですが、
写真の通り思いのほか違和感が無く、個人的にはカッコいいとすら思ってしまうほどでした。
これを見た瞬間に「Tyrrell P34」を思い出したおっさんなんです(笑)

前振り長めで書き出しが何にも引っかかっていない文章でオチは短いといういつもとはちょっと違う体の記事なのですが、たまにはこんなお笑い系も良いかと(笑)

最後までお読みいただきありがとうございます。