こんにちは。
今日は二十四節気の「立冬」。「秋が極まって冬の気配が立ち始める」ことから名前が付いています。
確かに日中は日差しもありましたが、結構寒く感じましたね。
仕事で久しぶりにクルマで東京まで行ったのですが、世の中も師走に向けて年末進行が始まってきているように感じました。
帰りの高速道路でさほど危ない思いはしませんでしたが、ウインカーも出さずに前に割り込んできたクルマがありました。
瞬間湯沸かし器であり瞬間湯冷まし器でもある私は少しだけカチンときましたが、速攻で冷めて「そんなに急いでどうするんだ」的な思考に落ち着きました。
大事には至らなかったのですが、もし事故になってしまったときに、有用なのが「ドライブレコーダー」です。本業である保険屋さん的にもドライブレコーダーをクルマに取り付けることを強くお勧めします!
どのメーカーのどんなドラレコが良いのか?なんて商品レビューはともかくとして、今回は「買い切り」なのか「レンタル」なのか?どっちが良いのか?というお話します。
・「買い切り」
一般的にドライブレコーダーを付けよう!と思ったら、カーショップやAmazonなどで売っている商品を買って取り付けるかと思います。また新車を買う時にメーカーやディーラーのオプションで付けることもあります。
こういった買い方を「買い切り」、つまり商品代を支払えばあとはお金が掛からないという方法です。
メリットはランニングコストが掛からない。買ったらそれ以上は基本的にお金が掛からないのです。(記録媒体は消耗しますがね)
デメリットは、当たり前なんですが壊れたら保証期間を除いて有料修理、場合によっては買い換えになるということ。
また、「どれがいいのか?」迷うことも挙げられます。ユピテルやケンウッドなど名前の知れたメーカー製だとそれなりの金額もします。
新車のオプションだとカーナビと連動(つまりセット)するのでその分値段が張る傾向があります。
Amazonなどで売っている「主に中華製」のドラレコなんかはかなりお安いのですが、そんなに長い期間使えるようには感じられません。
・レンタル
レンタル業者でもドラレコのレンタルは取り扱いがあるようですが、ここ数年では自動車の任意保険に「ドラレコ特約」などがあり、加入すると保険会社から貸与品が送られてきます。ここでは主に「保険のドラレコ」のお話をします。
メリットは、故障した場合に保険会社から無料(場合によっては有償)で交換できること。
また殆どの保険会社貸与品には通信機能が付いていて、事故や故障などで保険会社に連絡を取るときに、ドラレコ経由で連絡出来ることがあります。
更に事故の時の映像を保険会社に自動的に送信して事故解決の時間短縮に繋がるなど、通信機能が付いているからこそのサービスもあります。
デメリットは、通信料とレンタル料を合わせて月々の料金が掛かること。保険会社にもよりますが、月650円から900円前後の料金が保険料に上乗せされます。
こうしてみると、「買い切り」のメリット・デメリットがそのまま裏返して、「レンタル」のメリット・デメリットになっているように思えます。
・荒井のおススメ
私のクルマには保険会社からの貸与品のドラレコが付いています。勿論保険屋さんなのでこちらをおススメしますが、それ以上に貸与品(レンタル)のほうがメリットを感じるからそうしています。
前述の通り、ユーザーに責任が無ければ故障しても無償交換出来ます。また通信機能があるというのは安心にも繋がりますよね。
また買い切りのドラレコは機器やソフトの更新をする場合に基本的に買い替えになりますが、通信機能の付いている保険会社貸与品は勝手に更新してくれます。
同じ理由で新車から取り付けられたドラレコも、年月を経れば故障する可能性が高くなります。その場合には当然買い替えになります。
更に、初期導入費用が安いという面もあります。買い切りのドラレコが2~3万円するとしても、保険会社貸与品だと月の保険掛け金に上乗せなので実質的に分割払いになります。(当然トータルでは高くはなりますが)
・まとめ
ドライブレコーダーは事故の時の証拠にもなるし、一番は貰い事故や相手が非を認めない時、また自転車や歩行者との事故の時にも有力な証拠になります。
更に、示談金目当てで突っ込んでくるような当たり屋対策だったり、あおり運転証拠にもなります。クルマには必須とも言える装備だと思います。
なので、「買い切り」でも「レンタル」でもどちらでも構わないので、絶対取り付けたほうがいいです!
そして個人的には自動車保険の特約で貸与されるドライブレコーダーをおススメします!
今日も安全運転を心がけてください!
最後までお読みいただきありがとうございます!