こんにちは。
すっかり体調の回復した荒井です。お騒がせしました。
さて来年からうちの子どもが通う中学校は制服が一新されます。
今は男子は詰襟、女子はセーラー服というものが男女ともにジャケットスタイルでスカートもズボンも選べるジェンダーフリーを意識した形になります。
デザインを選考する立場に居させて頂きましたがとっても素敵な制服となりました。
選考にあたってカンコー学生服(管公学生服株式会社)と トンボ学生服(株式会社トンボ)の2社からプレゼン頂きました。
地域の歴史から今現在の学校のイメージやカラーなどリサーチしていて素晴らしいプレゼンと資料であり、両社とも甲乙つけ難かったのですが、デザインでトンボ学生服に決定。
しかしこのプレゼンは私の仕事である保険のプレゼンにも大変参考となることが多かったですね。感情に訴えるプレゼンってのは強い。勉強させて頂きました!
一度選定されたら学生服って何年も変わらないよね、少子化とは言え子供の数だけ毎年売れるんだからそりゃメーカーも力入るよなという大人の勘繰りと、
それにしても学生服業界ってよく知らないなぁと思って調べたら4大メーカーというのがあるらしいです。
・カンコー学生服 ・トンボ学生服 ・富士ヨット学生服 ・スクールタイガーの4社。
カンコーとトンボと富士ヨット学生服は本社が岡山県にあるそうで学生服生産量が全国の70%を占めている!
1963年には児島地区では史上最高となる、学生服が1,006万着も生産されたとのこと!
なるほど第一次ベビーブームと言われる世代が学生になった時期なんですね!
更に気になって調べたら、岡山県倉敷市児島地区というところが「繊維のまち」として有名なのだそうです。
日本初のジーンズ生産で「国産ジーンズ発祥の地」としてジーンズの聖地となっている。
また帆布も国産の70%が児島帆布として倉敷市で生産されているそうです。
倉敷市児島地区は塩分の多い土地が多くそいうった土地に強い木綿栽培が発展。
また場所柄(瀬戸内海で近畿に近い)海運も発達していたそうです。なるほどそういう下地もあったのですね。
ということは私が学生の頃着ていた制服ももしかしたら岡山県倉敷市児島地区になんらかの関わりがあったのでしょうか。
まぁ当時はやたら太いズボンだったり長い学ランだったり長いスカートだったり…時代ですね(笑)
町にも人にも歴史あり。いやー、なんでも調べてみるものですね、勉強になりました!
最後までお読みいただきありがとうございました!