
こんにちは。
1月18日はそのまんま「118番の日」。警察は「110番」、消防は「119番」、海上保安庁が「118番」なのです。
「海上」保安庁というくらいなので、海でひとが流されてしまったとか、船が砂浜に乗り上げてしまったなどといった事故から、船から油が流出している、更には密漁や密輸などの不審情報も「118番」で良いようです。
まぁ間違えて「110番」にダイヤルしても問題なさそうですが、海上保安庁、つまり「海」の緊急事態は「118番」と覚えておけばいいでしょう。
「118番」の年間通報数は全国で39万9781件(2024年)あるようですが、その99%(!)が無言電話や間違い電話だそうです。
因みに「110番」は年間1020万6671件(2023年)、
「119番」は年間878万6855件(令和元年)だそうで、
「118番」はまだ認知度が低いのかもしれません。
(かく言う私もダイヤルしたことはありませんね…)
・何故に無言電話?
機種によって違うのですが、かばんなどの中でスマートフォンが誤作動してしまうことが原因らしいのですが、これはどういったことなんでしょう?
・日本はiPhone大国
日本のスマートフォンのシェアでiPhone(iOS)はなんと59.17%と圧倒的です。
iPhoneには「緊急SOS」発信機能があります。方法は、
①iPhoneの右側にある電源ボタンと、左にある音量ボタン(アップ・ダウンどちらでも)を同時に長押しする。
②iPhoneの右側にある電源ボタンか、左にある音量ボタン(アップ・ダウンどちらでも)のいずれかを素早く5回押す。
のどちらかを行うことで、例え画面がロックされていても、通報する画面を開くことが出来ます。
シェアの高いiPhoneで、なんらかの原因でボタン操作がされてしまったことで緊急ダイヤルに繋がってしまう訳ですね。
・受信側では…
緊急通報を受けた側では、例え無言電話でも話すことが出来ない状況かもしれないので、折り返して電話してみたり、GPS情報から地点を割り出して必要ならば出動するそうです。
誤発信だったとしても、もしかしたら人命にかかわるような事態の可能性もある訳なのです。
ホントお疲れ様です!
118番も110番も119番も、悪戯はもってのほか。また緊急性の低い場合はダイヤルするかどうかよく考えること。
そして誤発信を防ぐよう、かばんに入れる時には気をつけるなどしていきましょう。
迷惑がかかるだけでなく、それこそ緊急の時に頼りになる警察、消防、海上保安庁のみなさんの負担も少しでも減らせればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!