こんにちは。
11月14日は「いい(11)とし(14)」の語呂合わせで「盛人の日(せいじんのひ)」と2001年にNPO法「日本ベテランズ倶楽部」が制定したとのこと。
知識・技術・経験・感性の4つの能力を人生最後まで活かして楽しむ。(日本ベテランズ倶楽部HPから引用)
川口市でも「成熟した盛んなるひとのこと」として、取り組んでいるようです。
「成人」と同じ音で読ませるのは洒落が効いてるように思いますね。
50代の私の実感として、また60代や70代の先達たちを見ていると、まだまだ元気な様子。
流石に体力は落ちてきていますが、「40、50は鼻ったれ」という感じです。
とは言え、色々と衰えてくるのも事実。
先日、仕事で客先に持っていく資料を確認したのですが、忘れてしまったことがありました。パソコンに資料が入っていたのでそちらを使って説明して事なきを得たのですが、事務所に帰ってくるとデスクの上にクリアファイルごとおいてありました…
「老い」ということを感じるのはひとそれぞれだと思います。
しかしながら「経験」があるからこそ「気をつけるべき」なんだと思います。
以前の記事「忘れ物」で「こどもは大人より、ものごとに疑問を感じる。大人は疑問を経験から判断するのでひっかかりが少ない。だから時間も疑問も早く感じる…」と書きました。
正にその通りなのですが、だからこそ大人は「経験が邪魔をしてしまう」ところもあるかと思います。
人生100年時代と言われており、日本は男性の平均寿命81歳、女性は87歳とこれからも長くなっていく傾向。
いつまで働くのかはひとそれぞれとは言え、所謂老後と言われる時間はとっても長くなってきています。
元気なのが一番なのは間違いないです。その上で例えば「ひとの話を聴ける」とか「素直に間違いを正せる」と言ったことが大切になってくるように思います。
確かにいい歳して「苦言」は言われたくはないですよね。でもそれを「素直」に聴ける。歳を重ねたからこその「穏やかさ」があるべきだと感じます。
こう言っては申し訳無いのですが、お話を聴いて頂けない先達のかたも中にはいらっしゃいます。理屈ではなく感情になってしまうのも判らなくはないです。
反面教師という訳ではありませんが「聴く」ことが出来るように、忘れ物をしないように指差し確認も必要(笑)
そして「聴いて」頂けないかたがたも「理解」出来る。
そんな「盛人」を目指していきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございます!