真実はいつもひとつ!なのか?

こんにちは。

今日の午前中の予定をすっかり失念してしまい、夕方気が付いてお詫びの電話をした荒井です…
仕事ではなくボランティアなんですが、予定が詰まっているとそれはそれで激アツなんですが、ふっと時間が空くとすっぽり忘れてしまうのは良くないですね…
毎日予定帳を確認するようにします…

話は変わって我が家ではテレビの類は殆ど見ません。それでもNHK受信料は払っていたりするのですが、情報ソースはネットからが多いのです。
勿論ネットの情報を鵜呑みにするほどではないのですが、たまに息子がネットで得た情報を自慢げに話してきたりします。

テレビの情報は信用できるのか?と言えばどうなんですかね?
例えば先の与党総裁選挙でも、「党員人気のある」とか言われていて「?」と思ったのは私だけではない筈です。
また一番先に総裁選に立候補表明された議員(推薦人が足りずに出ることは叶いませんでしたが…)がいるのに、報道番組では全く名前が出てこなかったのです。
「ネットの情報を鵜呑みにしてはいけない」「オールドメディアは既得権益に縛られている」などと、どれが本当なのかわかりづらい時代になったものです。

・真実はいつもひとつ?
某有名名探偵アニメの主人公のセリフです。「真実」と「事実」。どちらも「本当のこと」という意味合いで使われますが、情報過多・情報取捨選択の時代にはキチンと区別して理解する必要があると思います。

「事実」
→実際に起こった、または存する事柄。本当に。
実際に起こったことなのです。そこには主観も無く「事実」だけがあるのです。

「真実」
→うそや飾りのない、本当のこと。まこと。
「事実」にひとが係ると(そのひとにとっての)「真実」になるのだと思います。つまりひとの数だけ「真実」があるのです。
真実はひとつではないという考え方です。

放送法 第四条
「放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない

 公安及び善良な風俗を害しないこと。

 政治的に公平であること。

 報道は事実をまげないですること。

 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。」

報道は「事実」をまげてはいけないのです。しかしどこからの思惑なのかは知らないけれど、偏向された報道があるのも「事実」です。

インターネットに至っては「事実」も「真実」も、なんなら「虚偽」やフェイクもなんでもありという状態です。

既に画像や動画情報までAIで作ることが出来る時代です。もう何が「事実」なのかすら危うくなってきています。
「事実」を見ることが出来る冷静な目と心、そしてその上で自分の「真実」を伝えていく力。
きっとこの2つがこれから重要になってくるスキルなんだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます!