こんにちは。
小学生時代にオカルト雑誌「ムー」や「トワイライトゾーン」をよく読んでいたオカルト好きの荒井です。
テレビのUFO特集なんかも大好物でした(笑)今日は一部そんな話題。
オカルト系には沢山のジャンルがありますが、雑誌の名前でもある「ムー大陸」や「アトランティス大陸」などの伝説があります。
・「ムー大陸」
太平洋に存在していたとされる大陸。超古代文明を誇っていたが一夜にして沈没。太平洋に点在する島々はその名残とされる大陸です。
・「アトランティス大陸」
こちらは大西洋に存在していたとされる大陸。こちらも高度な文明を誇っていたがやはり神の怒りを買い沈没してしまった。
・「レムリア大陸」
こちらはインド洋に存在していたとされる大陸。ムー大陸と同一視されたりもするようで、また曖昧なことから却って色々な説が提唱されているそうです。
3つの大陸とも、プレートテクトニクスによって否定され、現在では否定的な見方が大半となっています。
個人的には「あったらしい」と言ってお話を創作してみたり、何かの舞台設定にするのは楽しいと思います。まぁ知的な遊びのネタってところですかね。
しかしレムリアはともかく、ムーもアトランティスも「高度な文明を誇っていたが沈没した」という伝承の一致は偶然なのでしょうか?
・平家物語
「祇園精舎の鐘の声…」の書き出しで有名な、鎌倉時代に成立したとされる「平家物語」。実は作者不明のようで、それもまたオカルトチックな面もありますね。
保元の乱から平治の乱、源平の戦いあたりの軍記物語で、平家の滅亡、平安貴族の没落、台頭してきた武士の物語。
冒頭の「諸行無常」とは、あらゆるものは常に流転して、変化・消滅が絶えないという意味です。
続いて「盛者必衰の理」「驕れるひとも久しからず、ただ春の夜の夢の如し。猛き者も遂には滅びぬ。ひとへに風の前の塵に同じ」とあります。
私は「ムー大陸」の話も「アトランティス大陸」の話も、この「盛者必衰の理」を表した教訓的な物語なような気がします。
洋の東西を問わず、また年代を問わずにいくつかの真理があるとすれば、そのひとつな気がします。
・「諸行無常」
ひとは安定を好みます。勿論悪いことではありません。しかし個人の意思を飛び越えた意思が必ずしも善意とは限りません。巨悪は確かに存在するのです。
そういった存在に翻弄されれば個人は流転し変化し消滅してしまう…「諸行無常」なのです。
そして必ずひとは「死」を迎えるのです。言ってしまえばひとは「変化するために存在している」と言っても過言ではないでしょう。
・「盛者必衰の理」
「理」とは、「ものごとのすじ道」「道理」「真理」とあります。「盛者必衰」とは文字通りなのですが、必ずという文字が入っているのが凄いですよね。
現代で言う「盛者」とは誰を指しているのでしょうか?アメリカ?白人?それとも人類そのもの?
大きなお話はともかくとして、個人レベルの話で言えば私は「良い時も悪い時もある」っていうことと理解します。
「驕れるひとも久しからず」なのです。「猛き者も遂には滅びる」のです。これも教訓として「驕らず、猛らず」と解釈すると解りやすい。
人類はその昔から「驕らず」「猛らず」といった教訓を体験的に理解していたのですね。
「平家物語」も、「ムー大陸・アトランティス大陸」の伝説も、ひとには驕らず、こころを平らにって、今の世の中でも通用する「理(ことわり)」なんだと思います。
世界平和のために、驕らず、平らに生きていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!