こんにちは。
今日9月19日は秋の彼岸入り。これから7日間のお彼岸が始まります。
彼岸については以前の記事をご参照頂ければと思います。また秋のお彼岸は「御萩」なのです。こちらも以前の記事をご参照頂ければと思います。
・「此岸」と「彼岸」
「此岸」(しがん)とは現世。煩悩に満ちた我々の暮らす世界です。
「彼岸」(ひがん)とは悟りの世界。所謂あの世と呼ばれる世界です。
「此岸」と「彼岸」を隔てているのが「三途の川」。お彼岸の時期にはこの「此岸」と「彼岸」の距離が最も近くなる時期とされています。
荒井はあの世や来世、輪廻転生を信じています。仏教を学習した訳ではありませんし、臨死体験をした訳でもありません(笑)
ただ来世があると考えるほうがなんだか理に適っているような気がしますし、どのような形であれ魂が一世代で終わってしまうのは勿体ないというか、我々現世の人類では感知出来ない世界があるのであろうと思います。
そこに救いを求める訳ではありません。現世の課題は現世で解決していく方向だと思いますし、そもそも解決すらしないで良いのかも知れません。
ただでさえ不自由と思われる現世。そこでいかに生きていくのか?生きていくべきなのか?きっと永遠の課題なのかもしれません。
現世を修行と捉えると確かに現世で精一杯生きるという意味ではその通りだと思います。
ただ「現」とは、「うつつ」「げん」 現実、目が覚めていること、正気なようすなどと出てきます。つまり目に見えている「今」なのですね。
その「今」を精一杯生きること。それが「彼岸」に繋がり、「此岸」を生きる我々の使命なんだと思います。
ただ「今」を生きる。
最後までお読みいただきありがとうございます!