こんにちは。
記事執筆時点(2024年8月16日15時)で台風7号は中心気圧950hPaと非常に強力な勢力を保ったまま、千葉県銚子沖南に180キロを時速15㎞というゆっくりしたスピードで進行中です。
千葉県内の鉄道や大手スーパーなどの商業施設、ファミレスなど臨時休業または部分休業などの対策がとられています。
先ほどちょっとした買い物を近所のスーパーで済ませてきたのですがそのスーパーも15時終了の張り紙がしてありました。
こういった判断はとても良いことだと思います。利用客には少し不便かもしれませんがそもそもお客さんが来るのか、来たとしてもとっても少ないと思うし、働いているひともお店に来るのも帰るのも大変だしお店で何かあったらそれも大変。
こういった一連の対応を見ると、会社によって濃淡はあるけど、やっと小売業、しかもチェーン店でも休業という判断をする時代になったんだなぁ、と思います。
・24時間働けますか
1988年に第一三共から発売された栄養ドリンクの「リゲイン」。世界を股にかけて働く企業戦士をイメージしたCMで、俳優の時任三郎さん扮するビジネスマンキャラクター「牛若丸三郎太」が歌う「勇気のしるし」の一節「24時間戦えますか」というフレーズは流行語・銅賞にも選ばれました。
私は当時18歳で高校卒業後にアルバイターとしてファミリーレストランに勤めていました。最高月間労働時間が280時間とか訳の分からない時代でした(笑)
雨が降ろうが、雪が降ろうが、何が何でもお店は閉めない。というか閉店するなんて発想はかけらもありませんでした。遅刻欠勤は悪であり5分前出勤が当たり前。客足が途切れなければ帰れないなんてザラにあるし無償労働が尊いとか今の基準ではありえないですよね。
2014年に「リゲイン・エナジードリンク」が発売された時には「勇気のしるし」をアレンジした曲が歌われたそうです。流石に歌詞も「24時間戦うのはしんどい」に変更。キャッチコピーも「3、4時間戦えますか」となり世相を反映する形となりました。
これは別記事にしますが、「お客さまは神様です」という意識が主に顧客側にあり、それに応えるべく努力する。そしてその努力が時には行き過ぎた顧客の要求にも応えてしまう。
立場の弱い下請けさんや、小売業では顕著というかそうでなくては仕事にならないなんていまだにあることだと思います。
世の中が変わってきたと実感はあります。それはひとびとの意識が少しずつでも変わってきているのだと思います。
自分自身もアップデートしていかなければなりませんね。
なんて考える「台風の日」でした。
最後までお読み頂きありがとうございます!