こんにちは。
今週初めからかみさんの実家に帰省しております。かみさんの実家は東伊豆にあります。伊豆半島は東南海地震の予想震源地内にあります。
気象庁から南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発せられた影響でしょう。行く先々のスーパーやドラッグストアではミネラルウォーターの在庫が無いか、「おひとり様2本まで」などと規制されたりしています。
今回の南海トラフ地震臨時情報は初じめて発せられて、簡単に言うと「いつもより確率的に上がっているのでより注意してね」と言った内容なのだが、やっぱりみなさん気にしますよね。
海水浴場の閉鎖や宿泊施設のキャンセルなどが相次いでいるようで「コロナの後は地震か」みたいなため息も聞こえてきます。
そんな現地の情報を報道していたニュース番組を見ていたら、海水浴場で観光客にインタビューをしていてその中で若い男性海水浴客が「正しく恐れる」ということを言っていました。
正にそれだと思います。思わず「そうそう!」と言ってしまいました(笑)台風と違って地震はいつ来るか判りません。判る訳が無いのです。
ネット界隈では「8月14日が危ない(今日じゃん!)」とか、「8月21日に巨大地震が来る」などといったデマが囁かれています。ひとの不安を更に煽るような行為は許せないのですが、それに煽られるひとたちがいるのが残念です。
地震は「常在戦場」の心持ちで備えておかなければなりません。しかし悪戯に不安を煽るのもダメですが、煽られて乗っかってしまうのはもっとダメです。そう前述の若者の「正しく恐れる」ことが大切なのです。
・正しく恐れる
情報の感度を上げる。つまらないデマには惑わされない。(〇月〇日に地震が来るなんてのは確実にデマです)その上で備蓄を確認する。足りなければ少しづつで良いので買い足す(買占めてはいけませんよ)。お盆時期などで帰省や外出する際には高台を確認しておく。水分や簡単なお菓子でも良いのでいつもより少し多めに持参しておく。
などなど、準備と心構えをしておくことが「正しく恐れる」ということだと思います。
かみさんの実家にはミネラルウォーターの備蓄が少なくなっていましたので範囲内で買い足しておきました。そもそも海抜260メートルの高台に実家はあるし地盤もしっかりしているようなのでそこまで問題は無さそうです。
なので情報の感度を上げることと、いつもより少しだけ多めに備蓄しておく。
危機管理の専門家の記事を読んだことがありますが、「3日分の水と食料では全く不足。10日家族が生きられる備蓄は必要」みいたいなことを言っていました。
間違ってはいないのでしょうけど、多ければ多いほどいいなんて当たり前の話。それを基に判断すればいいだけだと思います。
そういった意味では「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」もいつもよりは気をつけてねという意味なのですが、それに基づいて各自判断すればいいだけだと思います。
各自の判断が「宿泊キャンセル」だったり「外出自粛」だったりしたらそれもそのひとの判断なのでどうこういうつもりはありません。
ただいつ来るか判らない「常在戦場」であることだけ心に留めておけばいいと思います。
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