こんにちは。
既にご承知かと思いますが、11月1日(金)、千葉県市原市の宿泊施設で女性の遺体が発見されました。
女性は宿泊施設の従業員で、手足を縛られた状態で複数の刺し傷、顔に暴行を受けた痕があり、宿泊施設の精算機が壊されていたという、ショッキングなニュースです。
被害者のご冥福をお祈り申し上げるとともに、一刻も早い犯人検挙を願っております。
ここのところなんだか治安が悪くなった印象のある千葉県。いや日本全国的とも言える状況。
訪日外国人が「日本は治安がいい」みたいなことを言っているのを聴くと、治安が悪くなってきたとはいえ日本は、まだまだ諸外国に比べれば安全なのかもしれませんね。
話は変わって世界一安全と言われる日本の「水道水」。公園でも気にするかどうかは別として、気軽に安全な水道水を無料で飲むことが出来るのです。
「日本人は水と安全はタダだと思っている」なんてお話は聞いた事があります。そして実際タダだった時期があると思います。
と言うか今でも水道代は掛かるにしても、公共の場では無料で飲むことが出来て、税金やその他の費用も掛かっているとは言え安全な生活を享受出来ているのです。
不安を煽るとかいう訳ではなく、これからは我々日本人も日本国内での「水」と「安全」には色んな意味で気を配らなくてはならないのだと思います。
・身を護る
犯罪には色んな形態があり、犯罪から身を護るためにはとうすれば良いのか?なんてことは一概には言えないかと思います。
でも優先順位から見れば分かりやすいです。
先ずは「自分の生命を護る」ということです。今回の市原市の事件では残念ながら被害者がお亡くなりになってしまいましたが、主な要因としては深夜のワンオペが大きいと思います。
事件現場は私の自宅からクルマで15分位の場所なので周辺事情はある程度把握出来ます。
確かに周囲は人家も少なく、宿泊施設の利用者も少ないほうかと推察しますが、それでも24時間開いている商業施設で従業員がひとりというのは如何なものなのでしょう?
防犯カメラも設置していたようですが、タオルを被せて無効化していたという報道もあります。
人材難の世の中で採用もままならないでしょうし、ニュースで知った程度の知識で語るなと言われるかもしれませんが、せめて2人従業員が居れば少し違った結果になったのかと思います。
・もうひとつの「身を護る」
人間が身体を維持していくのに必要なものの順序で一番重要性が高いのは「空気(酸素)」です。そして2番目に重要なのが「水」なのです。
流石に環境からいきなり酸素が無くなることは考えにくいので置いておいて、水に関しては前述の通り日本はとても恵まれています。
これはインフラが整備されているというだけでなく、元々日本は環境的に真水が他国と比べて多いのです。水資源が豊富でありインフラも整っているのですから人間が直接飲める真水のコストがとっても低いのです。
しかし最近各地で報告されている「PFAS(有機フッ素化合物)」に汚染されている井戸や水道水のニュースを聴くと不安になります。
また北海道などの水源地を外国(主に中国)に買い占められているという報道を聴くと、1995年当時、世界銀行副頭取であったマイル・セラゲルディン氏が発した有名な言葉、
「20世紀の戦争は石油をめぐって戦われたとすれば、21世紀は水をめぐる争いの世紀になるだろう」
という言葉は現実のものになってくるのかもしれません。
汚染されている水から身体を護ること、生命維持に必要な水を確保すること、それぞれ意味合いは違いますが同じ「水」に関わる安全保障。
日々の生活で他者から害されることに対する安全保障。
そして「水も安全もタダ」という意識が未だに強い日本と言う国。
我々個人はどうしていけばいいのでしょうか?
続きます。
最後までお読みいただきありがとうございます!