千葉県東方沖地震

こんにちは。

今朝は地震で目が覚めました…3月1日午前5時43分 千葉県東方沖を震源としたマグニチュード5.2の地震が発生し、居住する市原市は震度4を記録しました。

ここ数日、特に2月29日は震度1以上の地震が10回も観測されています。
震源はいずれも千葉県東方沖。ここは北米プレートとフィリピン海プレート、太平洋プレートの3つのプレートが重なる地点でもあるので地震が多くなるのは仕方のないところ…

1987年12月17日午前11時8分、タイトルの「千葉県東方沖地震」が発生。マグニチュード6.7で最大震度5を記録する大きい地震で残念ながら死者も出てしまいました。
当時高校生であった私は、確か定期テストが終わり学校が休みの日でして、遊びに行こうと昼風呂入ってて地震に遭いました。
風呂の湯が波立ってきてなんだかわからないうちに立てかけてあった鏡が倒れてきて風呂の中で鏡を支えながら「地震だ!」と収まるのを待っていた記憶があります。全裸で(笑)

千葉県東方沖は5年~7年周期で地震が活発になる傾向もあり、2週間程度は続くと見られています。今まで所謂「大震災」になったケースは幸いにしてありません。
しかし世界全体に占める日本の災害発生割合は、マグニチュード6以上の地震回数20.8%!活火山数7.0%、死者数0.4%、災害被害額18.3%など,世界の0.25%の国土面積に比べて非常に高くなっています(内閣府HPから)
というように日本に住んでいる限りはいつ、どこで巨大地震に遭遇しても可笑しくないのです。

以前の記事で減災と防災について書いた通りなのですが、非常用持ち出し袋や飲料水・食料の備蓄を備えることも大切ですが、先ずは「生き延びること」!
当たり前なのですが、生きて対応出来ればなんとかなることもあります。しかし例えば就寝中にタンスが倒れて圧死してしまうなどではどうにもなりません。

今朝の地震発生時にはかみさんが直ぐに部屋のドアを開けて閉じ込められないように対応してくれました。いざという時に脱出出来るようにです。
我がかみさんながら直ぐにこういった対応が出来るのは素晴らしいと思うし、日ごろ意識しているかどうかで大きく変わります。
私は地震で起きましたがひとまず様子見でした。これは正しく「正常化バイアス」なんだと自戒を込めて思います。「直ぐに収まるだろう」という意識です。
以前の記事で自分で書いていた「正常化バイアス」。「だろう」ではなく「かもしれない」という意識での危機管理ということに見事に外してしまってました…
かみさんは入り口側で寝ているので入り口を開ける。私は窓側で寝ているのでとりあえず窓を開ける。直ぐに収まったら窓を閉めれば良いのです。「災害時には大げさくらいがちょうどいい!」と書いておきながら出来てませんでした…

思考を変えると言葉が変わる。
言葉を変えると行動が変わる。
行動が変わると習慣が変わる。
習慣が変われば性格が変わる。
性格が変われば運命が変わる。

マザーテレサ(ほんとうは老子が残したとも言われていますが)の言葉の通りです。
思考はなかなかに変えるのは骨が折れるのかもしれません。
でもそれも「今の自分」として認識して毎日発見していこうと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます!