こんにちは。
今日4月19日は二十四節気の「穀雨」です。
読んで字のごとく、穀物の成長を助ける春の雨が降る時期です。
因みに二十四節気とは、一年間を気候や四季で分ける方法でおよそ15日ごとに訪れます。元々は中国で紀元前4世紀ごろに出来たとされています。
大陸性の中国と島国で海洋性の日本では気候が違うので(梅雨や台風)、日本では補足するために「土用」「八十八夜」「入梅」などの「雑節」と言われる季節の区切りを追加したそうです。
穀物の成長を助ける雨は有り難いのですが、最近は天気が変わると少し荒れるような気がします。
また穀物、日本ではもちろんお米の「田植え」の時期がどんどん早くなっているように感じます。
農家さんでも専門家でもないのですが、これは秋口の台風シーズン前に収穫出来るようにという意味もあるようです。
沖縄では暖かいので稲作も2期作といって同じところで稲を2回作ることができるとのこと!
では温暖化が進めば本州でも稲作の2期作が出来るようになるのか…
温暖化と言えば、千葉県鋸南町勝山の沖、東京湾の入り口では珊瑚がえらい勢いで広がっているとNHKニュースで出てました。
東京湾で南国の海が観られるなんて…とは言え記事にもあるようにわかめなどの海藻が育たなくなり、生態系に影響が出始めているとのこと。
暖かくなればいいってもんじゃないよね。自然災害も目に見えて多くなってます。私の仕事は保険屋ですが、「火事に備えて火災保険に入りましょう」とは言わず「自然災害に備えて火災保険に入りましょう」とお話しているくらいです。
以前SDGsについての記事を書きましたが、色んな思惑はともかくとして、やっぱり温暖化は進んでいて少しでも遅らせる(食い止める)必要はあるのであろう。
いや、2023年7月に国連事務総長のグテーレスさんが発言したように「沸騰する時代が到来した」のかもしれません。
穀雨の話から地球温暖化、更には地球沸騰化と話を広げすぎましたので、別の記事にでもしようかと思います。
昔からの二十四節気と雑節は、実態に合わなくなってきているのかもしれません。もしかしたら別の、しかもあまり嬉しくない「雑節」が加わるのもそう遠い話ではないのかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございます!