こんにちは。
1888年(明治21年)4月13日に東京の上のに日本初の本格的な珈琲喫茶店「可否茶館」が開店しました。それを記念して4月13日は「喫茶店の日」です。
「可否茶館」開店当時、珈琲は当時ハイカラな飲み物として特に富裕層に人気がありました。
もりそばが1杯1銭の時代に珈琲1杯1銭5厘、牛乳珈琲が2銭、そして席料(チャージ)が1銭5厘したそうです。
google先生曰く、当時の1銭は現代では200円くらいの価値とのことだけど、きょうび200円ではもりそばも食べられないと思うので、1銭500円程度と考える。
すると珈琲1杯750円、席料で750円で合計1500円か。ちょっとお高めな喫茶店と考えると納得は出来るかな。
話は変わって、最近SNS(主にFacebook)の投稿に関しての問題を聞きます。具体的には比較的高齢のかたが(本人は)よかれと思って投稿した写真付きの記事に個人(または地域や学校名)を特定出来そうな記事を投稿するという話です。
載せたい気持ちは判らなくはありません。地域や子どもたちのためを思っての活動は素晴らしいことだと思います。
しかし「時は流れた」のです。昔のように小学校登校時の投稿班の名簿も無ければ、登下校時には名札もなるべく付けない方向です。また学級連絡網も無く、運動会や学校行事の写真をSNSにはなるべく掲載しないでくださいという時代です。
何が元で不測の事態になるかも判りません。ネットの情報や痕跡を辿って個人を特定する「特定屋」というお仕事もありそれは必ずしも表だけではなく裏でも活動しているのです。
喫茶店とSNSの話が繋がらないって?(笑)
私より一回り上の世代ではご存知だと思います。1972年にリリースされたガロというアーティストの「学生街の喫茶店」という歌があります。
恋人とよく来た喫茶店を懐かしみ「あの頃の歌は聞こえない ひとの姿も変わった」と歌い上げるヒット曲です。そして最後に「時は流れた」とあります。
「ひとの姿も変わった」というのは裏返すと「姿は変わっていてもひとは中身まで変わっていない」と取れますしその通りなのですが本質が変わるまではまだ時間が掛かると思います。
法律などは新しい問題が出てきた場合に順次改正されていきますよね。以前では考えられなかった事態に対応するためです。
自分自身もアップグレードし続ける必要があると思います。ひとの本質は変わらなくても取り巻く環境はどんどん変わっていくのだから。
でもそう思ってくれるひとはまだマシで、指摘されると反発が多くあまり話を聞かなくなってしまうひとのほうがおおいです。
誤解を恐れずに言えば、年齢を重ねるごとにその傾向が顕著になってくる気がします。
先ずは自分自身がひとから学び続けられるよう、そしてひとの話を聞けるように歳を重ねていきたいものです。
最後までお読み頂きありがとうございます!