こんにちは。
身長を中学2年生の息子に抜かれた荒井です。子どもの成長は早いもので嬉しいものですね。
私は身長170センチと至って平凡な身長ですが4センチも抜かれました。ええ、悔しくないですよ(笑)
有り難いことに私は中学校PTAの会長を務めさせて頂いているので、学校に行く機会は他の保護者より多いと思います。
で、学校に行って感じるのは「みんな身長高いなぁ」ということです。
息子も身長高いほうに入るとは思いますが、それでも目立ちません。寧ろ普通に見えます。
平均身長を調べてみました。2015年のデータですが、
・12歳(中学1年生)男子152.6センチ 女子151.8センチ
・13歳(中学2年生)男子159.8センチ 女子154.9センチ
・14歳(中学3年生)男子165.1センチ 女子156.5センチ
男女でいうと男子がこの3年間に急激に身長が伸びるようですね。
とは言え女子の場合、10歳から12歳で平均8センチ伸びるようなので、男子より先に成長するということなのでしょう。
では私が中学1年生だった1983年はどうだったんだろう?
・12歳(中学1年生)男子150.2センチ 女子150.7センチ
・13歳(中学2年生)男子157.5センチ 女子154.3センチ
・14歳(中学3年生)男子163.6センチ 女子156.1センチ
引用:e-Stat政府統計の窓口
男子はそれぞれ2センチ程度平均値が上がっているのですね。
今回想ったことは「ひとも生物。環境に適応していく。しかも目に見えるスピードで」ということです。
進化論的に言うと環境に適応するように生物は進化していきます。ひとも同じです。
平均身長が伸びた要因としては、
・栄養状態の改善
・医療の進歩と健康管理
・公衆衛生の改善と生活習慣の変化
が理由とされています。
そういった世の中になったから身長も伸びてきた。(身長の伸びやすい)環境に適応してきたということなのでしょうか。
しかも上記2015年と1983年では32年しか経っていません。世代で言えばひと世代程度でしょう。それだけで2センチ違ってくるのです。
このままのスピードで世界がまわったら…何処まで伸びるのだろう?
環境に適応した結果たった30年程度でこれだけ変わってくるのです。進化ではなく適応なのですね。
考えると以前記事にしたアクア説という、水辺で人類は進化したから体毛が無いなどという説もあながち大ぼらって訳でもなさそうに思えてきます。
今回は身長を例に出しましたが、情報化や脱炭素などもひとの適応に影響がありそうですね。こういう視点で見ると、世の中が少しだけ判りやすくなるような気もします。
そして自分自身も環境に適応して「アップデート」していかなければなりませんね。
最後までお読み頂きありがとうございます!