こんにちは。
以前「夢見る小学校」という作品を鑑賞する機会があり、子どもファーストの小学校のドキュメンタリーにとっても感銘を受けました。
そして今日2月23日(金)にスピンオフ作品である「夢見る校長先生」の上映会がありましたので参加してきました。
あいにく所用のため上映会のあとのトークショーには参加しませんでしたが前作にもましてとっても素晴らしい内容でした。
主催は以前お邪魔させて頂いたことのある「もぐらの冒険」さん。機会をありがとうございます!
公立の小中学校の校長先生6人が出ておられ、通知表を無くす、宿題や校則を無くす、はては校長室を無くしたり、コロナ禍であっても教育の質を落とさず行事を減らさず子どもたちを守る。
それぞれが素晴らしい取り組みをされていました。
印象に残ったのが「教育の主権者は子どもと保護者」という言葉です。
学校に子どもを送り出すと全て学校(先生たち)にお任せで問題が起きたりして初めて判ることがあったりもする。
それを学校の責任にするのは簡単なのだが、問題は保護者のかかわりが少ないことにあるのだと思う。
すっかりPTAの記事も少なくなってしまっているが、PTAの賛否はともかくとしてやっぱり保護者が何かしらのかたちで学校に係るというのは大切だし必要なんだと思う。
先生たちへの不満とかクレームを入れるというのは生産的ではないので、意見や要望を建設的に話し合うことはとっても大切だと思う。
有り難いことに私はPTA会長を務めさせて頂いているので学校に行く機会も比較的多くなり必然的に先生たちとコミュニケーションが取れていると思います。
全ての保護者とコミュニケーションを取るのは先生たちも大変だとは思うけど、その分保護者がお手伝い出来ることをしてみたり、仕事を減らす仕組みにしていったりとすべきなのかもしれない。
昨日の記事でも書いたけど、「風の時代」「個の時代」に変わってより個人へと、より多様性が重要視される時代になってきている中で、集団生活である学校も変わらなければならない時代になってきているのであろう。
息子の通ってる中学校も来年度よりジェンダーに対応する制服へと変わります。少しずつですがそういった変化へと対応してきているとは思います。
しかし校長先生は2、3年で異動してしまいます。「夢見る校長先生」で言っていたのですが「校長が5、6年同じ学校でじっくり出来れば変えられるかもしれない」と。
来年度から再来年度にかけて市原市でも全校に「コミュニティスクール」が導入されます。詳しくはリンクをご確認頂きたいのですが、私が係れるか判りませんが時代の変化に対応していける組織として行ければと思います。
コミュニティスクールの導入や部活動の外部委託化もそういった変化への対応だと思いますし、大所では考えているんだなぁとも思います。
我々保護者も「夢見る」ことを忘れずにいたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございます。