こんにちは。

20歳くらいまで世界で一番「マトモ」な人間だと思い込んでいた荒井です(笑)
その思い込み自体が既に「マトモ」じゃありませんかね?(笑)

いや、結構本気で思っていたんですよ。他人に対して「なんでそんなことにこだわるのか?」とか「なんで判らないんだよ」とか。
中二病を二十歳まで引きずっていた残念な青年。自分で書いていてだんだん立派な「黒歴史」な気もしてきました(笑)

それはさておき、人同士価値観が違うのは当たり前です。その上で何処に落ち着けるのか。会話や議論など落としどころは必要ですよね?
しかしそれぞれの感情が入ったり、また声が大きいほうの話が通ってしまうこともよくあります。
本来ならば普通に見て最善と思えることも、感情に動かされて正しい(と思った)判断ができなくなってしまう。またはズレてしまうこともよくあります。

これからAIが伸張してきて、裁判とか決まり事などの判断は出来るようになってくると思います(委ねるという意味ではなく可能かどうかという意味で)
まぁ裁判には情状酌量というのもありますがそれすらも斟酌出来るAIってのも出来てくるかもしれません。と言うか既に調べものなんかはgoogle先生に聞けば大抵のことは判りますよね。
そういった部分はテクノロジーにお任せして、人間はより創造的、感情的、叙情的な部分に力を入れられるようになってくるのかもしれません。
そうなってきたときに人間は進化するのか?それとも退化していくのか?興味は尽きないですね。

コロナ禍で所謂リモートという方法が一般化してきました。本業である保険の仕事もリモートがかなり浸透してきました。
コロナ以前の保険営業って、例えば会社の昼休みにお菓子やアンケートなどを持ってきてやってくる方々や、
アポイントを取れ!会って話を聞いて貰え!って、まぁ既に終わった営業方法なんだけどそういう営業が多かった気がします。
コロナ禍でリモートが保険営業の現場にも浸透してきたけど、コロナが落ち着いたら結局元に戻ろうとしている気がします。
保険も決まり事は約款に書いてあるのでそれこそAIにお任せしたほうが判りやすく説明してくれるかもしれません。
しかし特に生命保険は「感情で買う商品」なのですよ。勿論商品のスペックとか利率とかそういったものも大事だけど、
商品にそこまでの違いが無ければ「あなたに任せる」と言って契約するほうがお客さんも楽だし我々も嬉しいし却って身が引き締まる。

AIが賢くなっても多分「営業」という職業は無くならないと思います。ひとはひとからモノを買うのです。
だからAmazonにも「評価」があってそこを参考にするのです。勿論サクラの評価もあったりもしますがね。それコミで「ひと」なのだとも思います。

では売る側としてはどうしていけば良いのか?知ってもらうために広告宣伝活動(マーケティング)が重要なのは勿論だけど、
いざ売るとき(セールス)に売る側が「マトモ」でなければならないと思います。
「マトモ」って何?って感じですが、身なりがキチンとしているとか、TPOに応じた話し言葉なんてのは当たり前として、一番重要なのが「嘘をつかない」ということ。
「嘘」とは「事実に反する事柄。 人を欺くことば。 いつわり。 そらごと。」とあります。
なに当たり前のこと言ってるんだよと思うかもしれませんが、お客さんに嘘つかないのは当たり前です。
「マトモ」なのは「自分にも嘘をつかない」ということだと思います。
自分のことは一番自分が知っています。なので自分を良く見せても卑下しても自分は自分を判っています。
以前「まともな男になりたい」という本を読んだのですが、本の論評はともかくとしてみんな同じような考えなんだなぁと感じました。

私は脚色してお話することはあっても基本的に「嘘」はつけません。すぐバレるし(笑)
でも自分に自分で嘘はついていないか?自分で気が付かない自分への嘘もあるのかもしれません…
自分自身にまっすぐに向き合うこと。それが自分に嘘をつかないことなのだと思います。
そして自分を見留て、認めてあげること。

そう考えると私も案外「マトモ」なのかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございます。