駐輪場利用申し込み手続きで感じたこと

こんにちは。

昨日は4月から息子が電車通学になる予定なので、最寄り駅の自転車置き場の申し込みに行ってきました。

駅チカの施設で14時開始のところ、15時に伺うとおよそ30人前後の待ち!
抽選では無く、時間は掛かったけど問題なく申し込み手続きも終了。

クルマで行ったので駐車場の無料券を頂こうと駐車券を提示すると、まさかの「対応していません」…
申し込み会場と日時を指定しておいて駐車場は自腹ですよって、なんだかとっても納得がいきませんでしたので、ついつい係員のかたに「ちょっとおかしくないか?」と(やさしく)聞いてみました。

その係員さんは若いかたでしたが丁寧にお詫び頂き、
「私もおかしいと思いますが、このご時世にオンライン手続きではなく対面で旧態依然とした申し込み手続きをしなくてはならないことがもっとおかしいと思います」
と仰ってくださいました。
これには私も「ごもっとも!」と言って少しもたげた怒りもすっ飛んでしまいました(笑)

同調して更に上をいくという見事なクレーム対応でしたが、問題はその係員さんが指摘した旧態依然とした申し込み手続きにあると思います。

因みに、駐輪場の管理も申し込み会場である市の施設の管理も同じ団体。なんだかなぁとも思うけれど、
それはさておき、ネットでの受付にするとそれだけでお金も手間もかかる。ネットだけの申し込みにすると市民サービスという観点で不公平感が出る(とは言え他の市の施設ではネットだけの予約なんて普通にあります)
などいろんな問題もあり、直ぐには変えられないのかもしれません。

ここからは完全に憶測になりますが、きっと「今までどおり」という感覚なのでしょう。
コロナ禍を経てリモートや非対面はかなり進んできた実感はあります。
だけど、コロナ禍が明けて「今まで通りでいいじゃん」という話が出てきてそうなったのだろうと思います。

PTAもそうでしたが、結局ひとが行うことは慣れたやり方へと流れてしまいがちになります。
それは悪いことばかりではないのだろうけれど、そこに改善もなければただの思考停止にしかなりません。
携わっているひとが全てそうだとは言いませんし、今まで通りがベストな場合もあったりもしますが、
「何故?」と感じない感性に問題があるのだと思います。

大きな組織になれば、変えていくことは容易ではないと思います。しかし何ごともやってみなければ判らないし、そもそもやってもいないで「出来ない」とは言いたくもありません。

当ブログでたびたび言及している「変化」。「変化」の時代に対応していかなければ衰退していくことは目に見えています。

駐輪場の申し込み手続きなんて些細なことなのかもしれませんが、日本という国がいかに「変化」からほど遠いと感じる出来事でした。

最後までお読みいただきありがとうございます!