
こんにちは。
1890年2月25日、「惠比壽麦酒」という名前で発売された「ヱビスビール」。
私の長い自己紹介にもありますように、大好物のひとつです(笑)
ヱビスビールと、漫画家の荒木飛呂彦先生がコラボレーションしているようで、デザイン缶が売っていたので速攻買いました。
ヱビスも荒木先生も、どちらも大好物です(笑)
こういったコラボは楽しいですよね!
お酒を飲むとき、最初は大抵ビール。でもビールだけ飲み続けることはちょっと苦手です。
まぁ嗜好品なので好きなお酒を飲めば良いだけなのですが、それでもヱビスビールは美味しいですね。
・大黒天と恵比寿天
当初は「大黒天」からお名前を拝借しようと考えていたそうです。
しかし当時既に「大黒ビール」の名前で商標登録がなされていて、急遽「恵比寿」に名前を変えたそうです。
左の米俵に乗っているのが大黒天、右の釣り竿を掲げているのが恵比寿天。
簡単に言うと、大黒さまは農業の神さまで、恵比寿さまは漁業の神さま。持ち物で解りますね。
ビールは漁業とはちょっと違うから、大黒さまのほうがピッタリなんだろうけれど。
因みに東京都渋谷区恵比寿という地名は、このヱビスビールから付けられた名前。というか「恵比寿ガーデンプレイス」は元々「ヱビスビール」の醸造所があったところ。
「地名になったビール」なんですね!
・ラッキーヱビス
通常のヱビスビールのラベルは、左。鯛は一匹で籠はカラなんですが、ごく稀に右のラベルのように、
籠から鯛のしっぽが出ているヱビスがあります。
これは「ラッキーエビス」と呼ばれていて、正確な確率は解りませんが滅多に見かけないことから、とても縁起の良いヱビスビールとされています。
とは言え、あくまでも聞いた話ですが、高級な料亭などで接待をする側が、もてなすためにお店にラッキーヱビスの提供をお願いしておく「仕込み」もあったりするようです。
「こ、これはラッキーヱビスですね!いやー珍しい!お客さん運が良いですよ!」
みたいな感じですかね(笑)
まぁ気分良くなれば悪い話ではないですよね。
実は私も一度だけ「ラッキーヱビス」に出会ったことがあります!
近所のスーパーで買い物をしていて、息子にラッキーヱビスの話をしていたらちょうど偶然に発見!
それ以来、息子はヱビスビールを見かけると必ずラベルチェックしてます(笑)
これはヱビス誕生130周年ということで、ラッキーヱビスも大盤振る舞いだったのかも知れません。
まぁそれにしても嬉しいことには変わりなかったですが。
1本は実兄にあげて、もう1本はしばらくとっておいたのですが、賞味期限が近づいてきたので美味しく頂きました(笑)
・美味しんぼ
コミック第16巻で紹介されたヱビスビール。当時はちょうど「ドライビール」がブームになり、各社一斉にドライビールを販売していました。
それに対するアンチテーゼとしてヱビスビールが紹介されていました。
私はビール純粋令原理主義者ではありません。(笑)
でも単純に当時からドライビールはあまり美味しくないと感じていたので、ビールはヱビスビールか一番搾りを好んで飲んでいます。
かみさんの実家に帰省すると、お義父さんは「アサヒスーパードライ党」なんです。
嗜好品なので、それぞれが美味しいと思うものを飲めば良いだけだと思いますよ。
それが、ヱビスなのか、スーパードライなのかの違いなだけ。
だから帰省するとしっかりご相伴に預からせていただいております(笑)
なんでもそうですよね。
「否定」から入ると、大抵上手くいきません。特に好みの問題は否定から入るとこじれます。
だけどちゃんと伝えることも必要かもしれません。
私はあまり拘りが無いのですが、拘りがないからこそちゃんと伝えるべきところは伝えるほうがイイのかも知れません。
それこそ「和を以って貴しと為す」の精神。
それがなかなかうまく出来ないと感じてしまう。ああ、やっぱり私も「標準的な日本人」なんだなぁ、とこの記事書いていて思いました(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます!