天皇誕生日

こんにちは。

今日は「天皇誕生日」。昭和23年までは「天長節」と規定されていました。
文字通り、今上陛下のご生誕日です。「建国記念の日」と並んで事実上、日本のナショナルデーとなっています。

・ナショナルデー(national day)
その国家にとって最も記念すべき日と定めた記念日のことで、国祭日とも言います。
諸外国ではその国が建国された日や独立した日をナショナルデーにすることが多い。
日本では、2月11日の「建国記念の日」と、今日2月23日「天皇誕生日」がナショナルデーとされています。

戦前、2月11日は「紀元節」、その時代の天皇陛下の誕生日を「天長節」として、国祭日としていたことに由来します。
法律で決められてはいないので、「事実上」という体なのです。

・いっそ法律で決めてしまいましょう。
なんて言うと右認定されるのかもしれませんが、第二次世界大戦の敗戦を機に
「紀元節」→「建国記念の日」
「天長節」→「天皇誕生日」
と変えられてしまったのです。

戦争に対しての検証や反省は勿論必要です。だけど連綿と続いてきた日本の大元となることを変えられる謂れは無いと私は考えます。
戦前の日本を生きてきた訳ではないので、当時のこと何故戦争に至ったのかなどは歴史や知識でしか知りません。

勿論、天皇陛下崇拝と軍国主義というこれまたステレオタイプの戦前日本、そういった側面もあったと思いますし、それに賛同する気もありません。

しかし当時でも2600年続いてきた日本と皇室を、言わば日本のアイデンティティを否定される、戦前と戦後ですっかり変わってしまったように思います。

・構図は今でも変わらないというか酷くなっている気がする。
戦争と個人の喧嘩を一緒に論じられはしないけれど、争いごとというのは、どちらかが一方的に悪いということは、水戸黄門やスーパー戦隊シリーズと違いそうそうありません。

第二次世界大戦に於いては、日本だけが悪かったのか?大量破壊兵器を用いて民間人を殺戮した国はどのような責任を感じているのか?

この辺りも聞いた話しか持ち合わせていませんが、自国の若い兵士の犠牲をこれ以上増やさなくて済んだという認識が一般的らしいです。
ここには突っ込みどころが沢山ありますが、これくらいにしておきます。

そして現在進行形で世界で起きている戦争・紛争は、構図は殆ど変わっていない。というか酷いことになっているように感じます。

国家間では、大国の都合で振り回される国々があり、それぞれの主張より経済的な理由が優先される考え方で、戦争・紛争の犠牲者が毎日出てしまっている。

更に、個人でも何かしでかすとネットで容赦なく叩かれます。そのひとの良い面をも塗りつぶす勢いで「全否定」されてしまうのです。

戦前の日本が叩かれるのはある側面では仕方ないことなのかもしれませんが、それでも自国の文化や誇り、象徴まで「全否定」される謂れはないのです。

勿論、上記は私の考えです。異論は認めます(笑)
というか、打たれ弱いので叩かないでくださいね(笑)

兎も角、みんなで考え続けていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます!