こんにちは。
荒井の仕事スタイルではトラウザーズ(スラックス)を履く時に「ブレイシーズ」(サスペンダー)を愛用しています。
今日はこの「ブレイシーズ」(サスペンダー)について一席
1:そもそも「ブレイシーズ」(サスペンダー)って何?
ベルトの代わりにトラウザーズなどを固定するアイテムです。
肩から吊り下げる形なので日本では「ズボン吊り」と呼ばれたりします。
2:ブレイシーズとサスペンダーの違い
イギリスでは「ブレイシーズ(braces)」、アメリカでは「サスペンダー(suspenders)」と呼ばれます。
どちらでも意味は通じますが、イギリスで「サスペンダー」というとガーターベルトやアームカバーのことを指すので注意が必要。
ここでは紳士の国のイギリスに倣って「ブレイシーズ」にします。
3:種類
・H型
一番歴史の古い形とされています。身体の横2点でズボンを留めるタイプ。
・X型
背中でベルトがクロスしていて、ズボンを前2点、後2点で留める形です。
・Y型
トップの子どもが付けているように、X型と同じく前2点で留めるのですが、背中でクロスせずに後は一本になり、後1点の3点で留める形になります。
・ホルスター型
H型と同じように身体の横2点で留める形ですが、背中がクロスしていて、ちょうど刑事ドラマで拳銃のホルスターを取り付けているブレイシーズです。
※留め具
・ズボンを挟み込むクリップ型
・ボタンで留める型(事前にスボンにボタンをつけておく必要がある)正統的にはこのタイプになるようです。
・ズボンのベルト通しを挟み込むカラビナ型
4:メリット・デメリット
・メリット
〇パンツの長さ、ズレが変わりにくい
ベルトでズボンを着用すると長時間経つとどうしてもズレてきてしまいます。またベルトが緩んだりしてズボンがずり落ちてきたりします。
ブレイシーズだと長時間着用してもズボンがずれにくく、調整もラクなのです。
〇パンツの折り目を保てる
ベルト着用だとベルトの部分で絞り込む形となるので、しわが寄ってしまったりしてズボンの折り目が違うところに入ったりもします。
ブレイシーズだとそんな心配は無用です。
〇ベルトの締め付けを回避できる
ベルトを長時間締めていると締め付けられて痛くなったりしますよね。ブレイシーズだとそれが回避出来ます。
〇足長効果!
これは重要(笑)ベルトと違ってずり落ちにくく、ズボンの折り目も綺麗に見えるので足が長く見えます(当社比 笑)
・デメリット
●装着出来ない場合がある。
ボタンで留めるタイプのブレイシーズだと、ズボンにボタンが付いていないと装着出来ません。
●肩から外れやすいこともある
長さを合わせたりしても、ジャケットの脱ぎ着で外れてしまう事があります。
●肩が凝ることもある
これは結構あります。構造上どうしても肩にズボンの重さが掛かり、きつめに調整すると落ちにくいが肩が凝りやすくなる。
逆に緩めに調整すると外れやすくなります。
荒井はホルスター型でカラビナ型の留め具の付いているブレイシーズを愛用しています。クリップより着脱が簡単なのがいい!
ネクタイや靴やベルトの色に合わせて付けるとちょっとオシャレに見えます。
何より他のひととあまり被らないのがいい点です!ブレイシーズを愛用しているひとはまだまだ少数派です。
そして気心の知れた友人に引っ張られて「パチン」とされるのはお約束です(笑)
Amazonなどでは安いものも結構あります。「ズボン吊り」と言うと子どもが付けるものと思われますが、「ブレイシーズ」と言うと字面もオシャレですよね?(笑)
ひとつご用意して、着こなしに取り入れてみることをおススメします!
最後までお読み頂きありがとうございます!