PTA老害問題

こんにちは。

趣味:特技に「PTA」と履歴書に書けると豪語している荒井です(笑)
まぁネタなんですが(笑)、役員歴9年、会長歴7年、市PTA連絡協議会の会長に県研究大会実行委員とここまでくれば履歴書に書いても問題ない(のか? 笑)

そんな私が少しドキッとする記事がありました。
こちらからどうぞ。

要約すると、PTA経験者が「顧問」として居座り続けてそのひとがなんでも勝手に決めてしまうという内容です。
当PTAにも長年顧問としてお手伝い頂いているかたもいらっしゃいますが、そのかたは会長の私をとっても立ててくれます。
私も現在は中学校PTAの会長ですが、小学校PTAの顧問もしています。とは言えさほど参加も出来ずに名前だけ顧問となっています。

記事に出てくる顧問のひとは明らかにやりすぎです。
また自治会などでもありますが「長年の功労者」が幅をきかせるケースはよくあります。

大抵のPTAには「顧問は会長が委嘱する」と規約に書かれていると思います。なので会長が委嘱しなければ顧問ではなくなります。
とは言え役職を外れれば人間同士。ましてPTAは学区内の保護者、つまり地域の住民が組織しているのです。軋轢やしこりは残りますよね。
いくら円満にと口では言っていても実際はそうはならないでしょう。また会長が委嘱しないと言っても切り出すのはなかなかに大変だと思います。

・規約を確認する
前述のように大抵のPTAには「規約」という決まり事が存在するはずです。PTAの位置づけや決まり事が明文化されているのですが、これまた大抵は解釈の幅があったりします。
しかし人事や予算についてはある程度明確に決まっている筈なので、それに基づいていくことが大切です。

たまに「規約」すら存在しないPTAもあると聞きます。規約が無いとは呆れるのですが逆に言えばこれを機に規約を作ってしまうという考え方も出来ます。

・仲間を募る
ひとりで声を挙げても通りづらいのであれば、他に賛同者を募る。日本は形式だけかもですが民主主義の国です。なので声の多いほうが声の大きいひとより強いのです。

・勇気を持つ
これが一番大切でしょう。排除が目的だったとしても表向きはそうは見せない。そして地域住民とは言え「ひとは解りあえない」と割り切る。
声を挙げる勇気、仲間を募る勇気、そして行動に移す勇気。

PTA改革を志し行動していったとしてその自分が同じ轍を踏んでは意味がありません。本来PTA会員とは大抵の学校では「保護者=子ども(被保護者)が学校に在籍している」つまり子どもが卒業したらPTA会員ではなくなるのです。
これを根拠にどんなに優れたひと、活動してくれるひとでも時期が来たらPTAからまたはPTA運営からは外れてもらう。

ひとの生き方に通じるところがありますが、「聴く」「中庸」「行動」というキーワードがPTAにも必要なのだと感じました。
私も「PTA老害」にならないよう気を付けます(笑)

最後までお読み頂きありがとうございます!