
こんにちは。
大型連休も終わり、今日からお仕事のかたも多いと思います。7、8、9日をお休みにしているかたもいるのかな?
荒井は今日からお仕事。まだ完全に風邪から回復していないのでゆるゆると仕事をしました。
お歳を召してくるとどうしても色々と回復するのが遅くなることは仕方のないこと。
若い頃は完徹(今風に言うとオール)した翌日なんとかなるものの、この歳ではちょっと厳しいですよねぇ…
私の好きな漫画家のひとり「星野之宣さん」の短編に「霧の惑星」という物語があります。
宇宙船がある惑星に不時着して、その惑星に立ち込める霧にまみれると記憶が無くなっていくというあらすじですが、
そこに出てくる高齢のひとが言った「年寄りから経験と知恵を抜いたら何が残ると思う?」というセリフがやけに印象的でした。
確かに年齢を重ねることは、経験と知恵を重ねることでもあります。若さで乗り切ってきたことを、経験と知恵で乗り切れるようになると言っていいのかもしれません。
しかしただ年月を重ねただけでは、経験も知恵も薄くなってしまうことでしょう。そしてひとは毎日の慣れからそうそう逸脱したくないものです。
経験も知恵もだんだんと積み重ねが薄くなってしまう、または偏ってしまうのだと思います。
しかしそれで十分なのかもしれません。個人が積み重ねてきたことはそのひとにとっての歴史であり、そのひとそのものなんだと思います。
その上で、「まだまだやりたいことがある」などという気持ちがあればやっていけばいいだけの話。
脳みそと筋肉は一生成長するのだから。
などということを連休明けに考えていたら、やる気が出てきました(笑)
ひとを構成する要素は物理的にも精神的にも複雑を極めるのですが、やる気のスイッチは案外単純にON・OFF出来るのかもしれない。
そんなに肩ひじ張らなくても生きていけるものですね。
最後までお読みいただきありがとうございます!