端午の節句

こんにちは。

今日、5月5日は二十四節気で言う「立夏」であり、五節句の「端午の節句」です。もう夏なんですね。

端午の節句は男の子の節句です。元々は3月3日の「桃の節句」両方とも子どもの節句だったわけですが、鎌倉時代あたりから男女に分かれていったと言われています。
端午の節句で厄除けに用いられる「菖蒲」を「尚武(軍事や武道を尊ぶこと)」と読んで、兜や鎧飾り、刀や武者人形などを飾りました。
武士の時代が始まったこの頃から男の子の節句となっていったと言われています。
3月3日の記事でもあるように子どもの死亡率が高い(特に男子は高かった)ので、子どもが健やかに育つよう願いを掛けていたのでしょう。子を想う気持ちは昔も今も変わりはないですね。

5月3日は憲法記念日で日本国憲法の施行された日を記念しているのですが、元々5月5日にするかという話もあったのですが、「武」を連想する祭日に「平和憲法」の記念日にするのはどうかということで避けられたと言われています。

子どもの健やかな健康を願うことに力強さの象徴としての「武」を飾る。それが「平和」に似つかわしくないというのはどうにもスッキリしない気がします。
当時の英才が知恵を絞って色々考えたことなので、市井の私ごときが言うことではないのでしょうが、ここでも日本の「断絶」を感じてしまいます。
太平洋戦争に負けたから、勝った側の意向で変わるのは仕方ないかもしれません。
決して戦前礼賛という訳ではありません。色々とおかしい時代であったことは確かだと思います。
しかしだからと言って戦前全てを否定するのもどうかと思います。

そして日本には太平洋戦争ともうひとつの「断絶」があります。それが「明治維新」だと思います。
「明治維新」についてはまた改めて記事にしようと思いますが。結局日本は「外圧」が無ければ変わることが出来ないのでしょうか…

こんにちの日本も変わるためには「外圧」が必要なのでしょうか?もし「外圧」が来るとしたら明治維新と敗戦はアメリカによるものが大きかったのですが今回の「外圧」は何処から来るのでしょうか?やはりアメリカ?それとも…

願わくば日本人自身で「変わること」が出来ればと願っています。その為には我々ひとりひとりが「変わる」ことだと思います。
何もガラッと変わる必要も無ければガラッと変わることは大変だと思います。
「昨日より今日、今日より明日」少し「良い」方向に変わっていければいいのだろうと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます!